予備校戦記

わんばんこ。ドカモリ天津麺akaウウです。
最近は我ながらちゃんと働いていると思います。いや正確に言うと「働こうとしている」かな、心と体は必ずしもリンクしないもので。
僕の労働のスキル(塾職員)としてのバロメーターを示すとざっとこんな感じ(下画像参照)かな。やっぱり、突出した能力が目立ってしまっています。成果に見合わないほど食事をしっかりと摂り、排便に時間を費やします。だから僕は絶対にタバコ休憩に行く人を僻んだりしないんです。だってそれ以上の時間、僕はうんこをしてるんだものね。

毎日一言、受験のプロみたいなこと言うてみたいなと虎視眈々とタイミングを狙っているのですが今日もまた成し遂げることができませんでした。「最後まで諦めんとこ。無駄なことは無いからね。遠回りに見えてもしっかり積み上げられてるからね。」こんな拙い言葉しか伝えられませんでした。ファンキーモンキーベイビーズみたいな言葉しか言えませんでした。けど嘘をついたわけではなく、そう信じていたい言葉でもありました。拙いけれども伝わることもあるようで、頑張りますっと自習室に戻っていく背中はとても勇ましくかっこよかったです。その背中を見送った後にご機嫌な別の生徒が現れました。最近ノッているそうなのです彼曰く。良いことだなとは思いながらも「こいつ先週もう一年浪人って決まったやんな」と少しだけ疑いの目を向けました。浪人はやっぱり決まったものの問題がすらすら解けると言うのです。「ええやん、凄いね」と言ったのですが、次の見回りの際に彼の調子が向上しているカラクリが浮き彫りになりました。ムチャクチャ答え写してる。正直、僕も昔はやりました。けどすらすら解けるとかいう変な嘘はいらんやろと改めて思いました。「こいつテストできてるんか?」頭の中が彼のことでいっぱいになってきた僕は彼の最新の試験結果をディグりました。すると数学36点/200点、英語40点/200点と言う数字が目に飛び込んできました。※基本浪人生が取らない点数でした「なんやねんこの点数?」と尋ねると「調子が悪かったんですよねハッハッハ、おつかれっした!また明日!」と帰って行きました。成績と勉強に対する真面目さ以外の部分はとても素敵な生徒なので彼を陰ながら応援しようと心に決めました。しかし親御さんの顔を思い浮かべると早い段階で厳重注意しないとなとも思いました。

またそいつに会いに明日も朝から働きます。踏ん張りどころ。そんで1週間後には帰省。何回帰るねんと自分でも思いますが、毎回楽しみです。今回は、いや今回もかな。たくさんお酒を飲んで実家の猫と遊ぶゾウ。
ではまた。

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