クトゥルフTRPGへの偏愛

お世話になっております、曹萌です。
今日は、皆の通る道、ありがちテーマですが、クトゥルフTRPGへの偏愛を語りたいと思います。
クトゥルフへの信仰でもなければ、原作小説の話でもない(好きですよ)のでご注意ください。MTGリバイズドが発売されていた時代に、Mythosを遊んでいたので好物には間違いないのですが。(※ケイオシアムからでてたクトゥルフTCG。)

先ずBasic Role-Playingが好き

私が初めて買ったTRPG関連商品は、カラメイコス大公国。ボックスセットTRPGはSNEのWizardry。海外産邦訳ボックスはRuneQuestでした。
そのままRuneQuestにはまったものの、基本セットが非常に遊び辛いことが思い出。農夫出身で、アーカットカルトととか意味不明。Basicシステムの汎用部分とグローランサの世界設定部分が微妙に嚙み合っていないから基本セットはなんか変なキャラが生まれやすい。
しかも、王道をやろうとオーランス系を選ぼうにも情報が少ないし、情報を手にした後も、蛮族ってなんだよ、ありがちな中世ヨーロッパ的世界はどこ?、みたいな。俺たちの蛮族はな、コナンくらいしかないんだよ。上半身マッパの。RPGあるあるな鎧はどうするのみたいな。ネットと90sが登場するまでは正しい?グローランサで遊べなかった。
※スタンドアローンなグリフィンアイランドや、サンカウンティからはライトに楽しめるようになった気がする。
ストライクランクがない代わりにSAN値があるのがCoC…みたいな文言に騙され買ったのがクトルゥフTRPGとの馴れ初め。
騙されたというのは、ゴブリンと戦うみたいな選択が存在しないこと。そんなこともあってストームブリンガーで憂さ晴らしをするわけですが、パンタン人だったから、人に恐怖を与える方が趣味なもんで、CoCをやると、この程度は狂気じゃねえと、脳筋パンタン人(※メルニボネ人ほど残虐ではないし、魔術師人口も多いけれど、挿絵はマッチョ。バスタードのダイアモンに近い)なノリでだいたい狂気に陥るのでした。

たぶん、上の購入順序に親しみを感じる層は、大貫さん親和D&Dとか、ウォーゲーム系からTRPG、ベーマガWARPSとかかな。ウォーロックな人とかは生粋なRPGゲーマーに感じる。

ヴァリアントであるPendragonもやばいくらい好き

20面ダイスを使用する時点でヴァリアントっていう感じがしない。Basicバリアントより、CoCバリアントがふさわしいと思う。というのも感情のパラメータがあって、判定に失敗すると、一時NPC化けするからかしらね。
当時、BRPGはRuneQuestのパッケージだったから、D&Dより精緻でリアルな感じが内輪で受けていました。リアル志向になると、クトゥルフの時代考証にもうるさくなるし、エターナルチャンピオンシリーズに対する解像度も高くなる。そんな最中に、邦訳が期待されたLand of Ninja事件により、歴史背景を持つBRPで遊びたい欲求は高まっていきました。
それゆえにPendragonがRPGマガジン誌上に現れた時には、遊びたい熱が一層帯びる事態になったと思われるのです。
期待される邦訳版は出ないままリプレイが進み、同人界隈ではさまざまな私家訳が。中には、オリジナル要素やリプレイや日本人向けアーサー伝説ソースがついて、2,3版相当なのに厚さが4thくらいなものも。
私は5thのルルブが好きです。
駒崎優先生の足のない獅子シリーズとか、ハーレークィーンヒストリカルロマンスのトーリ・フィリップス先生の作品とかが、雰囲気が合うのと、歴史的なプロットを組む参考になりました。

先日の水滸伝に絡めていえばヒストリカルも好き

2010年代に入って、アバロンヒル版で加わったファンタジーヨーロッパ風の作品が増え、中国やバルト三国で遊べるようになりました。
※Celestial Empire 中華汎用。技能の合計値別の遊び方が提示されている。水滸伝やら武侠のように遊びたければ高技能で遊べるような作成方法が記載。※Crusaders of the Amber Coast 十字軍でバルト海がテーマというのが珍しい。この文化圏の魔法あり。
クトゥルフでも、ダークエイジのドイツや、同人系のマガジンで、アヴェロワーニュで遊べるように。
エイボンの書や、C.A.スミスの魔術師の帝国などの邦訳、システムはBRPではないけど、コナンのTRPGにCRPGと、地球の過去の姿の描写が増え、ハイボリアやらハイパーボレアやら、BRPGを使って遊べるようになりました。
※内輪の卓だけだろう。コナンは1.2万年前、後者は20万年前。

肝心なCoCへの偏愛にたどり着いてないじゃないか!
あれば次回に続く


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