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人生は必要なタイミングで必要なことがおきる

前回のNoteでの投稿を思っていたよりも
沢山の方に読んでいただけて、
また色々とお言葉を頂けてとても嬉しかったです。

ということで今回も書いていきたいと思います!

なぜ関西から出たことがなかった私が
地元から遠く離れた宮崎に来たのか
(“遠く離れた”はちょっと大袈裟かもしれませんが笑)

これは前回の投稿でも少し触れたのですが、
大学4年の夏、サッカーを続けるかやめるか
本気で迷っていました。
それは、怪我だけが理由ではありませんでした。



1.大学生最後の夏


大学4年のリーグ戦
ハーフタイムでアップをしている1枚

高校入学以来、ここまでの7年間。
一度もレギュラーという立場に
なったことがないどころか、
公式戦にもほとんど出場できていません。

サッカーが好きというだけで
今まで親に高い学費を出してもらって
私立の強豪に通わせてもらって、
ろくに活躍する姿も見せることができていない。
そんな自分がサッカーを続けてもいいのか。

自分には才能がない。
もうやめた方がいい。

何度もそう思ったし、
自分にそう言い聞かせてやめよう
と思っていました。

そうして心が決まらないまま、
就職活動に取り組んでいました。

就活中のメモ
(話しながら書いたので汚いです🙏🏻)

ただ、有難いことに今までの繋がりで
スポーツ関係の仕事でいくつか
声を掛けていただいていました。

元々スポーツに関わる仕事、
特に裏方としてスポーツを支える仕事を
したいと思っていたので
競技者人生は大学でやりきって
支える側に回るのもいいかもしれない
と真剣に考えていました。

そして一般企業の最終面接まで進むことができ、
社長との最終面接の時のこと。


2.最終面接で衝撃のひとこと


正直社長の勢いにのまれて緊張して何も話せなくて
でもサッカーの話になった時に
その時、ちょうど某チームの練習参加に行った後で
返事待ちの状態だったため、
そのことを正直に話しました。
そこまでは事前に人事の方にも伝えていたので
許容範囲だったのですが
その後言ってしまったんですよね

「サッカーを続けたいです」

性格的に嘘がつけない性格なので
自分を偽るのは何があっても嫌でしたが、
まさかこのタイミングで本音を言ってしまうなんて

面接前にもほぼ合格は確実と言われていたので
社長さんもまさかの発言だったと思います

“あっ言ってしまった”
“あっ落ちたな”と思いました(笑)

案の定その後すぐにお祈りメールが来ました。

その時はやってしまったなって思いました。
本当に(笑)

でも今思うとそこで吹っ切れたんですよね。

どう頑張っても自分がサッカーをやらずに
毎日パソコンに向かって
働くイメージがわかなかったし

結局自分の
 “サッカーがしたい” という
気持ちに嘘をつくことができなかった。

こればっかりはゼミの教授も
笑いながら少し頭を抱えながら
「言っちゃったか~」と言われました。

元々ゼミの教授にも
サッカーを続けることは反対されていたのですが
この件があってからサッカーを続けることに対して
「コイツは止めれない」と思われたのか
応援してくれるようになりました(笑)

今ではホーム戦ののぼりを作ってくれたり、 
ユニホームを研究室に飾ってくれたり
誰よりも応援して下さっています

その時、受けていたチームは
ほぼ不合格みたいな状態だったので
その後また悩みましたが、
そんな時に大学の監督に紹介してもらったのが
ヴィアマテラス宮崎でした。



3.ヴィアマテラス宮崎との出会い


大学の監督から
「宮崎のチームちょっと調べてみたら?」
              と言われて
ヴィアマテラス宮崎のことを調べ始めました。
正直それまでは宮崎に
女子サッカーチームがあることすら知らなかった
(こんなこと言ったら怒られるかも…(笑))

でも調べてみると、
選手がサッカーを中心に町おこしをしていた。
一瞬で心を打たれました。
すぐ監督に実際に行ってみたいということを伝え、
9月末、初めて宮崎という地に足を踏み入れました。


宮崎行きの飛行機
南国の雰囲気に興奮して撮った1枚
(富田浜公園です笑)

宮崎での話はまたの機会に書こうと思いますが、
とにかく私の中で大きなポイントとなったのが

“サッカー選手として活動しながら
   好きな仕事ができる” 
ということ。

それも町おこしという形で誰かの役に立つ仕事。
まさに理想的なチームでした。
結果的にご縁があり
チームに入れてもらえることになりました。

正直「宮崎は遠いな…」と
思わなかったわけではありません(笑)

でもそれ以上に
サッカーを続けさせてもらえる環境
こんなに下手な自分にもあるということが
有り難かったし、
選択肢がなかったといえばそこまでですが、
大好きなサッカーを続けさせてもらえるなら、
距離の遠さはどうでもよかった。

今はむしろ地元を離れて、
新しい環境に身を置いたからこそ
良かったと思えることが沢山あります。

そして今までサッカーの上手さだけではなく
“人間性” の部分を大切にしてきた私にとって
「仕事もサッカーも結局やるのは人だから」
という言葉も印象に残っています。

正直最初はなでしこリーグ参入を目指す
地域リーグのチームを探していました。
そこが一番私の性に合うと思ったからです。

そんな私が、なでしこリーグにいるだけではなく
2部で首位を走るチームにいるなんて
人生って本当に何が起きるか分からないですよね。

あの時意図せず言った
「サッカーを続けたいです」
この一言が、言ってしまったと思ったこの一言が、
今の私に繋がっている。

“人生の選択”みたいに
格好よく選択したわけじゃないけど
私の心が、無意識の所でした
選択によって起こした行動だけど、
今ではあの時言えて良かったなと思います。
(語彙力無くてすみません笑)

そんなわけで今宮崎県にいます(笑)



4.人生は必要なタイミングで必要なことがおきる


迷っていた時間は苦しかったし、
お祈りメールが来た時は
本当にやってしまったと思った。

でもそうやって
迷って迷って迷って決めた道だからこそ
覚悟を決めれたんだと思います。

人生に迷っていたから
サッカー以外の世界を見れて
サッカー以外の世界を見たからこそ
またサッカーに戻ってこれた
あの時最終面接に落ちてなかったら
ヴィアマに出会ってなかったかもしれない。

だからあの時あのタイミングに起きたことはすべて
私の人生にとって絶対に必要だったことだと思う。

今の道が正解だったとは限りません。
でも今こうして苦しみながらも、
好きな仕事をさせてもらえていること。
そして何より、
沢山の人に応援してもらえていること。
今はそれが幸せで、
この道を選んでよかったと思える理由です。

改めていつも応援してくださっている方には、
感謝の気持ちでいっぱいです!

今回の話は、少し失敗談的な要素もありましたが、
失敗しても笑えたらいいんだと思います。
きっと今ある辛いこと苦しいことも
何年後かには笑えるようになる。
今の自分にとってそれが必要なら楽しむしかない
                  
ですよね。

さて、明日もリハビリ頑張ります!
締めがごたごたですが、(笑)
また次のNoteでお会いしましょう!

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