見出し画像

会場ウケと審査員の判断が違うと思っている方へ、元・ちょっぴりお笑いマニアの単純な意見。

M-1シーズンですね。

元、ちょっぴりだけお笑いマニアでした。
今はただの推し大好きな幅広いお笑いファンですが。

この時期、よく会場のウケ量や調整時のウケ量と、審査員判断が違うというお話しを聞きます。

当然なんです。
 
だって、会場はその界隈のディープな内輪ウケが「込み」だもの。

そのあたりのお話しを少し。
(東京に限った感想です)



私は推しを知るまで、ルミネ新宿か、大きめホール系の一流芸人大集合するものか、テレビしか見ていませんでした。
M-1は敗者復活ぐらいからしか追っていませんでした。

ここ数年、ちょっと訳あって予選から追っていましたが、会場ウケの不明さに首をかしげたものです。

M-1予選を見に来る層のお客様って?

新宿中野高円寺界隈の地下ライブ、神保町、大宮、無限大、k-pro系、事務所若手ライブ系などなど、小さめキャパシティーでお安く見れる劇場のお客様で、特定数のご贔屓がいらっしゃるお客様がまあまあ多いと予想されます。
そういう方々はわかりやすく一部の方だけに前のめりだからです。

一回戦二回戦は、明らかにそのあたりのディープ層のお客が多く混じっています。
内輪しかウケないであろうネタも、なぜかウケるんです。

平日昼間から、
お尻痛い椅子で、
薄暗い所で、長時間、
じっと自分のご贔屓を待てる人たちが一定数大爆笑しています。

こういうの俯瞰で見てると良く解るんです。

更に、ご贔屓以外は全く興味示さない方ごく少数居ます。

上にあがると、どんどんそのようなファンの数は減っていきます。
笑いに厳しいお客様が増えます。

結局残るのは、

ライブシーンで人気も実力もあり、
今後テレビに耐えられる素材である。

これが最低条件。

そして、
次のネタも見てみたい?
コンプラ大丈夫?
などなど

納得いくでしょ?
審査員の皆様はテレビのプロです。
コアな素人に、振り回されません。


都市伝説の「テレビに出ると劇場チケット売れなくなる」っていう話。
そういう訳ではなく、キャパシティと単価が膨れあがるんです。単純に。
新陳代謝は自然の摂理です。
それに見合った客層呼び込めれば、ステップアップするんてす。

昨日まで1000円で見れた芸人さんが、3500円以上出さないと拝見出来なくなってくる。
そりゃ、一部離れます。

でもね、売れ始めた時から新規でついたファンは、そのうち8500円でも行くかもしれない。大きな売れ筋ばかりのお祭りみたいな豪華ライブに、「呼んで欲しい人」に推しの名前書いたりしているかもしれないんです。

ご贔屓の芸人さんに会えなくなるのを危惧しているファンさんや芸人仲間さんは、足を引っ張ってくることもあります。
昔のが良かったとか、あいつ変わったな…とか。
当然なんですけどね。
進化して、変わったから、売れたんですもの。
進化しなかったらすぐ飽きられます。成長止まったら、あっという間に転落します。

なんていうプロセス踏める芸人さん達ほんの一部ですけど。
ほぼ、残念ながら夢に終わります。

あくまで私見です💖
読んでくださってありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?