年間30本以上お笑いライブに行く（特に面白かった物しかnoteでは紹介はしていない）。
評判を見て配信を買ったり、賞レースを見たりもする。
合わせるとまあまあ結構な数お笑いを見ている。
マニア的ではなく、熱狂でもなく、普通に漫才もコントもピン芸も幅広くお笑いが好き。

完全に私の好みのお話。
今年一番面白かったライブを紹介したい。


テレビ朝日の深夜番組『ランジャタイのがんばれ地上波！』のイベントだ。
11月7日（火）豊洲PITで行われた。
現場にも足を運んだが、楽しすぎて配信も購入した程。

バラエティ好きなら、超オススメ。テレ朝の臨場感あるカメラアングル。定点カメラとかじゃない。
アーカイブ配信 11/29(水)まで販売中↓。

『ブチギレる』というコンセプトだけでここまで面白いと思うのは流石だ。
内容については、↓を見るとわかり易い(ネタバレあり)。

ケンカでなくて、「ブチギレる」技を競い合うのだ。


MCはランジャタイさん

ブチギレレギュラー
・きしたかの・高野さん、
・武炎・村田大樹さん、
・わらふぢなるお・口笛なるおさん、
・ネコニスズ・ヤマゲンさん、

ネクストブチギレ枠
・ぽんぽこ・高木ひとみ○さん、
・虹の黄昏・かまさんぼこ体育館さん・野沢ダイブ禁止さん、
・マシンガンズ・滝沢さん、
・錦鯉・長谷川さん
が参加。


MCがランジャタイさん？
そう思われるかもしれないが、私はランジャタイさんこそ、次世代のMCなんじゃないかと思っている。

まず、ボケの国崎さん。
タイトルコールやカンペ読みをする時の声質はダウンタウン・浜田さんや萩本欽一さんの系統で、滑舌が良くとても聞きやすい。通るいい声。
ホント良く笑う方で、ゲストの表情も和らげてしまうのが、国崎さんの最大の魅力だ。
そして、素で出た言葉はとにかく優しい。

トーク力が凄い。
Netflixのトークサバイバー２でも、かなりの実力を発揮なさっている（これも見て欲しい）。

ラジオにゲストで呼ばれても、普通のトーンで話す時が物凄く面白い。魅了される。

企画力もすごい。
それが解るものとして、ダウンタウンの「ガキの使いやあらへんで」『ランジャタイ国崎七変化』でご自分のネタをやらせて欲しいと提出したり（その記事↓）、

お笑いプラスワンFESでダイアン津田さんと「ゴイゴイスー」でミュージカルをやったり（その記事↓）

と実は国崎さんワールドは見れば見るほど、はまる人には堪らない。
場を誰よりも楽しみながら、「ここでこうしたらどうなる？」とワクワク進めていく。笑いが足りなくなると、ご自分で足しに行く。
「ちゃんとする」事が何か解った上で崩しにかかる。

いわゆる優等生的なMCとは違い、上からでなく横並び的な感覚が斬新で現代に合って心地よい。唯一無二。


ツッコミの伊藤さんはあまり話さないイメージがあるが、実は違う。
国崎さんにスイッチが入った時に見守っているからそうなるだけだろうと思われる。
程よく補完し、稀に国崎さんのスイッチを「弱」にする役割を担う。

先程紹介した佐久間さんのラジオを聴いて頂くと解るが、
国崎さんのスタイルが最後まで貫けるよう、かつ進行できるよう静かに舵をきっているのだ。
相方のしたいことや、話したいことを瞬時に理解できるからこそ、出来ること。
良く「伊藤が止めろ」と言われて居るが、一番特等席で国崎さんを楽しんでいるから止めないのも仕方ない。むしろこっそり煽る事もある。でも国崎さんがやりすぎているなと思うと、止めはせずに流れを変えに出る。

声質が柔らかく少し甘め。
この前、CSでナレーションをなさっていたが、包まれる感じの優しい話し方をなさる。

このお二人がMCのライブ、是非見て欲しい。
ゲスト全員生き生きしている！


ゲストの見所（全員見所満載ではあるが）としては、
☆ネコニスズ・ヤマゲンさんのラップマインドのブチギレは本当に見事(最近はラップのライブにもよく呼ばれているようだ)。
☆ぽんぽこ・高木ひとみ◯さんのキャラがとても面白い。好きな芸人さんに加わった。
☆武炎・村田大樹さんのある意味場を読んだ貢献度は高く、以前から好きではあったが好感度がかなりアップした。

☆「ランジャタイにブチギレろ」はいつものしつこいランジャタイワールドが存分に味わえる。


ブチギレ王は年末か年始、特番があるとの事なのでこちらも期待。

通常の番組
ランジャタイのがんばれ地上波！↓毎週火曜 26:36〜テレビ朝日にて放送中 

本当に面白かったので、配信も是非見て欲しい。

アーカイブ配信 11/29(水)まで販売中↓。

拙い文章をお読み頂きありがとうございます。

てれびのスキマさんや、新道竜巳さんならもっと配信見たくなる記事お書きになれるんだろうけどな…。