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能登半島地震

改めまして石川県能登地方を震源とする震災により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

弊社は福井県敦賀市にございますが震度4だったようです。
元日たまたま外出した直後に緊急地震速報が流れコンビニの駐車場に車を止めました。揺れは家にいた人の方が大きく感じたようです。その後津波警報が出たため一旦家に戻りました。

地震発生が16時10分。その時16時半頃。津波3m17時到達予測。来なかったら笑い話にすればいいと滋賀県境付近にある実家に避難しました。
東日本大震災の映像を思い浮かべたことと昨年のブラタモリの敦賀編で見た地図で住んでる場所付近の海抜が低いことを知っていたからです。

同じ日に飛行機事故もございました。JALの乗客全員避難は奇跡の対応だったようです。とは言っても思い出の品もペットも連れては行けなかったようです。以前にnoteで防災意識の話をアップしましたが人に言っておいて被災してたらあかんやろという意識も少なからずありました。
今回NHKアナウンサーの「テレビを見てないで逃げてください」も話題になっています。考えるべきときと考えてはいけないときの判断こそが生死の境目になりかねないと思います。

考えても分からないことで留まるくらいなら骨折り損でも安全確保に動くべきです。結局敦賀に到達した津波は50cmでした。タモリ氏が食べていた高級おぼろ昆布ではなく普通のとろろ昆布のおにぎりを実家で食べて帰ってきただけでした。

震災のニュースで倒壊したビルの下敷きになった人を助けるために救助隊が入っている中で余震が発生する映像を見ました。そのビルを一時的に支えるために弊社でも取り扱いがあるパイプサポートが使われていました。建設現場では荷重計算をしてかなりの本数を使用しますが映像を見る限り数本のみで支えられていて2本が折れ曲がってしまっていました。

一刻を争うので危険を承知の活動かと思います。ただ二次災害を防ぐためにはここは考えるべき場面だと感じました。1台でも耐荷重が大きいジャッキ系を使う手段もあります。しかしストローク(伸縮する長さ)が短いのでパイプサポートを使ったのだと思われます。ただ素人目にも本数が少なすぎると感じました。飛行機事故で亡くなった海上保安庁の方々も被災地に向かう予定だったようです。人を助けるために犠牲になってしまうのは命が平等だというならこれほど悲しいことはないです。

弊社はレンタル会社なので「防災」という観点からはなかなか協力は難しく無力さを感じます。必要なものは購入し防災倉庫に入れておくのが適切です。ただ震災に見舞われた場合各種ジャッキや発電機、照明機器等も取り扱っておりますので、傾いた建物を持ち上げたい場合や、電気や照明などのインフラの復旧が遅い場合など協力出来ることもあるかと思います。

もし今お困りのことがございましたら弊社レンタルに関係なくご相談ください。お近くのレンタル会社が保有し役に立つ機械をお伝え出来るかもしれません。どうしたらいいか分からない、こんな機械はないのかなど遠慮なくお問い合わせください。


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