真・けもフレ炎上史 京アニ放火事件 KFP陰謀説


久しぶりにnoteを見ていたらこんな記事を見つけた。


今では大分減ったけものフレンズアンチ記事(有料)で抹茶みどり氏なるネットの事件を取り上げる投稿者の動画への反論記事だ。その記事にあった動画シリーズを見てみたが、その中である事件を取り扱っていなかったので作成した。


遂に一線を超えたけものフレンズアンチサイド


今回語る事件の前に補足すると私自身はけものフレンズ2は明らかに失敗したと考えている。


無能な味方の代表例


やはり全体的なストーリーの質キュルルの異常なまでの優遇そして、イエイヌやビースト化したアムールトラ前作主人公であるカバンやPPPやマーゲイの扱いなどファンの望んでいた作品ではなかったことと無能な味方(氷村ファネル等)の存在や製作者サイドの楽観視一期のファンの神経を逆撫でするツイートがダメだった。相対的にケムリクサがハードなSF路線で序盤から仲間で何人か亡くなっているけものフレンズの優しい世界と打って変わった世界観伏線を残したまま終わってしまったが名作として語り草になっていたのとは対になっているだろう。


これが「『好き』を大切にしていた人間」の本性である


しかし、細谷P首チョンパ動画釜茹で地獄に木村監督を突っ込む笑えないクソコラケロロ軍曹のイメージ悪化に繋がりかねないヘイト創作画像の大量生産をしていたり反社会的勢力の関りがあるとして関連企業へのお問い合わせを自慢したり、関係団体を反社会的勢力や売春斡旋組織呼ばわりしたり、一部の声優を枕営業したなどデマを流す等のけもフレアンチ側の明らかに常軌を逸脱したヘイト創作及び誹謗中傷行為にはドン引きした。特に政治ランキング上位に大量の反ワクチン動画が存在する言論無法地帯で有名なニコニコ動画のランキングにて嘗てはアニメランキングの一角に存在するなど猛威を奮っていた。そしてこの事件で対に遂にアンチは超えてはならない一線を越えてしまう。

その事件は2019年7月18日令和になって暫くした時に起きた所謂京都アニメーション放火事件があった日に投稿した動画が切っ掛けで起きた事件で抹茶みどり氏のゆっくりネット炎上史では4番目の動画の時系列にあたる。事件を簡単に説明すると精神疾患を抱えた男が「自分の作品をパクられた!」と被害妄想を拗らせた結果、京都アニメーション第一スタジオ内でガソリンを撒き散らし建物1階にまいてライターで着火して3階建ての建物が全焼し、男性14人女性21人の計35人が死亡した大事件となってしまった。


それを纏めたのはけものフレンズアンチ界隈でも悪名高い投稿者であるワイトキング氏で事件発生から3時間後という早いスピードで、事件に関する動画を投稿した(残念ながら何故か動画が消されてしまったので氏が纏めた動画に入っている物で代用した)。その内容は以下の様でこの陰謀論染みた(というかほぼ陰謀論)言説がアンチ界隈が遂に超えてはならない一線を踏み越えたと私は確信した。

京都アニメーションさんを襲ったテロ火災(原文ママ)

けものフレンズ2と分断したい人がいるようですが関りがないとは言えないと思います。

「下請け会社による独立」が反社会的勢力の動機だと仮定するなら、対立相手に対して鉄砲玉をカチコミに行かせるテロ行為がこの日本で現実に起きてしまう。

具体的にはたつき監督らヤオヨロズ・ジャストプロが危ない。

またネコタススム先生や如月真弘先生等など住所がバレているであろう人の安否も気になる

けもフレ炎上騒動を追ってきた投稿者が思う事は、既得権益で甘えたい人々
がいて、そういう人々がアニメーターを奴隷として扱いたかった


下手すれば日本の最後に残った文化であるアニメを破壊したい勢力がいる。

そういう次元の話なんですよ。テロですよこれ

だから下請け会社を守るための発言はもっとしなければならないと思います。(中略)

けものフレンズは1期に福原PがNHKに再放送を売ろうとしていた話があります

ですが細谷Pが局員税で儲けるためか、NHKに再放送することを止めた

局員税で儲けられない「再放送」を憎んでいる。恐怖している

けもフレから波及した問題としての冷奴(けもフレ業界で考察を表す言葉)です。(中略)

(ヴァイオレットエヴァーガーデンの主人公がキュルルと同じ石川由依氏なのに対して)ぶっちゃけ人間の思考回路をしていないキュルルよりよっぽど大事にしたかったキャラではないかと思います。

個人的な見解ですが、今回の案件を「スレ違い」「無関係」と言い出すのは合流を恐れている勢力です。

日本アニメ業界の危機と考えれば独立した力を持っていた京都アニへのテロは、無関係だと口が裂けても言えないはずなんです。

だから「関係ない」と言っている言い出す人は、工作員か業者だと解釈してもいいと思います。

許せるわけないでしょうカタギとして

・・・つらい。ただただつらい。

ワイトキング様の有り難い言葉

今見てもこの発言はかなり突っ込みだころだらけだが、何よりけものフレンズを現実の殺人事件に無理矢理こじつけていることが問題だ。彼の世界観では正義のたつきirodori連合軍が悪のKFPコアメンバーグループと戦っているという後にニコニコやTwitterで猛威を振るう陰謀論であるQアノンにかなり近い構図になっている。

その結果、けもフレアンチは実在の事件をあたかも関係ある様な陰謀論染みた発言をしたことでけもフレアンチの信頼は地に落ちたと言っても良い。

その後の反応




この事件が切っ掛けで一部の人間はワイトキング氏に対する反論動画を出す人間も出てくるなどけものフレンズアンチに悪印象を抱く切っ掛けになった。



しかし、多くのけものフレンズアンチ側はワイトキング氏の動画を擁護する形となったのだ。曰く「考察なのでセーフ」やら「ワイトキングに対する印象操作」など明らかに無理筋な擁護だと感じた。これがけもフレ信者サイドが同じことをすれば彼らは迷わずフルボッコにしているだろう。




ワイトキング氏は余程気にいったのかこの手の陰謀論を垂れ流していたが、結局けものフレンズアンチの言っていた複数人による犯行ではなく単独犯なのは周知の事実だ。

その他の問題行為


ワイトキング氏はそれ以外にも多くの問題行為を行っていた。




例えば、コミカライズ版けものフレンズ2の作者に対して攻撃していたことだ。ワイトキング氏曰く「映像に矛盾したものが多く持ち上げ方に鼻が付く」やら「複アカで真フレやってたりしなければいいんですけどね。」「(ころんばPが作詞作曲したUTAUオリジナル曲 ヤツメ穴を使ったMADのコメントに対して)『巻き込まないで』ってまた出ましたね、このコメント…。元曲なにか言ってみてくだせえ。」等と煽るような発言をしていた。しかし、途中から「吉崎観音は内藤先生を盾にしている」などと発言している。



更にはけものパーソンズの派生形であるけものパーソンズ■と言うタグを乱用した結果、けものパーソンズの考案者のトイロノメケー氏が苦言を申した際はトイロノメケー氏を真フレ呼ばわりした挙句、Twitter及びニコニコ動画から撤退した後にも粘着するなど醜悪極まりない行為をしている。

そして2021年1月22日を最後にワイトキング氏はニコニコ動画及びyoutubeから姿を消したのだった。


最後に  たつき監督のその後




最後に騒動の発端だったたつき監督がケムリクサを出した後についてだ。ケムリクサ終了後にたつき監督と共に製作していたヤオヨロズが事業を1つの会社に統一させる為に2020年4月1日に解散8millionが発足したが、その後たつき監督とまたアニメを作ることはなかった。また解散前年10月にヤオヨロズのスタッフを中国に送って作ったROOTSTUDIOにもたつき監督がいなかった。更に8millionでは妙な検定資格クリエイターのマネジメント業務などの迷走の末言いだしっぺの福原氏はポーカーの会社を運営している。しかも最近ではけものフレンズ関連の質問に対して当て付けの様なツイートをするなどかなり追い詰められているようだ。



そしてたつき監督は2019年9月27日にTwitterにて仕事募集したりもしたが何故かで1日でツイートを削除し結局何の募集かはわからず話が終った。そして2020年前半にたつき監督はアニプレックスのアニメCM枠にへんたつと言う一分半程のショートアニメ(権利表記にアニプレックスがない為おそらく出資ではなくCM枠を購入したようだ)を全12話を作った。この作品ではアニメ制作の裏話が中心で面白く、内容としてはイヌ・古代エジプト人・コミケ・アニメの時間帯・ネコとオッサン・ネズミ・自動車・カメレオン等多種多様に渡る。


そのへんたつでは最終話の後に新作アニメを作ると発表したが、それ以来完全に音沙汰が無かった。その頃たつき監督がやったこと言えば流行り病の時期に家の中から外に疑似的にいけることを謳い文句にした自作のラジコン操作アプリ「もるにあ」とそのラジコンのレンタル事業ぐらいで、それもカメラの性能の悪さと位置が低さで全体が展示品の全体が見えにくく、レンタルしたのも一部の熱狂的なファンだけだったのが影響してなのか、毎週アルファテストとして公開していたのにベータテスト開発発表後にストップした。それ故に心無いアンチから「たつき監督はアニプレックスから切られた」と根拠のない噂が流れた程だ。


しかし、2021年末の大晦日アニプレックス特番のCM枠21:57~22:00にへんたつ特別編を放送した。内容としては新作アニメが作れなかったのは流行り病の影響で遅れたことそして新作アニメは2023年頃にアニメ映画として上映することがわかった。私は正直このアニメ映画に期待していた反面鬼とネコの絵がCGから手書きになったのがちょっと合わなかったので不安だった。しかしそれ以降は一切ツイートしない完全な沈黙状態と化した。進捗や映画の詳しい日付はおろかそれまで行っていたTwitterでの落書きも出さなかったので困惑していた。



そして2022年の年末の前年と同じ時間帯再度へんたつの特別編が出て流石にアニメ映画の詳しい日にちが出るだろうと期待していた。しかし、ちょっと長い手書きアニメの後に出たのは、アニメ筋トレなる謎の行動(手書きの技術力を上げたりアニメの構想を練っている作業と思われる)とAさん(おそらくアニプレックス)との打ち合わせにてAさん側が「(たつき監督のアイデアに対して)それ面白いですねテレビでやりましょうよ」となり、最終的に「(映画かテレビで悩むたつき監督側に対して)どっちもやったらいいじゃないですか」と、なんとテレビと映画両方をやることになった(テレビの方が早いらしい)のだ。

正直テレビでまたたつき監督の作品を見れること自体は嬉しいが、結局最初に知りたかった映画の公開日は分からず、テレビもいつ公開するかわからないとたつき監督の今後がわからない状態が更に増えたことに変わりない。そこからわかったのはたつき監督はデザイナーとしては腕が立つが、計画性に関しては全盛り朝食バイキング並みに無計画ということだ。


しかし、冷静に今のたつき監督の進捗状況を確認すると3年間も時間をかけてもPV映像はおろかタイトルやキービジュアルもない絶望的な状態になっている。なぜこうなったかを考えていたところ抹茶みどり氏の新しい動画を見て、問題の原因は3つあると感じた。1つ目はたつき監督がファンの考察に任せることが多かったことだ。特にけものフレンズ2炎上の際は暴走するけもフレアンチやそれに迎合するまとめサイトに対してたつき監督は何も言わなかった。そしてそれはたつき監督がケムリクサの後にヤオヨロズが離れた後も顕著で、その結果たつき監督がいくら不利な状況でもファンはたつき監督を無理筋レベルで擁護するようになり更に苦言を言った相手は攻撃され出ていった

2つ目はアニプレックスがたつき監督の作品に積極的に絡まなかったことだ。アニプレックスのCM枠でへんたつを流していたのは事実だが精々音響でアニプレックスが関わっているのとWEBCMを提供したぐらいでけものフレンズやケムリクサの様な高待遇では決してない。証拠に出資はおろか動画もアニプレックスの公式チャンネルではなくirodoriのチャンネルで投稿している。更にCM枠は個人でも頑張れば購入できるのでアニプレックスと密な関係ではないのかもしれない。


3つ目はワイトキング氏の様な過激なけもフレアンチ達の存在だ。過激派けもフレアンチは自分たちの度を越えた行為に対する反論にたつき監督の言った真剣なお客さんに自らを当てはめて攻撃したり、穏健なファンからの忠告を工作員呼ばわりして淘汰を行った結果Qアノンの様な正義のたつき監督連合VS悪のKFPコアメンバーと戦う神話を信じる狂信者がたつき監督のファンのマジョリティーとなった。彼らにとって作品そのものより、「たつき監督の神話」が大事でそれにとって都合の悪い情報を流す者により強い攻撃を与えるようになる悪循環となった。更に自らが信じた情報がデマだと判明した後は「けものフレ信者側がたつき監督信者になりすまして流した!」と余りにも自らの過ちを都合よく否定していた

そうした状況下から生まれたのが今のけもフレアンチを兼ねたたつき監督ファンで、3年間新作アニメ→もるにあ→アニメ映画→テレビが先でアニメ映画は後とかなり迷走しているのに支持されているのはこれがカラクリだ。

私は思うにたつき監督の新作アニメは早くて夏頃、遅いと来年辺りになるだろう



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