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くそが!!このくそが!!

私の感じ方、私の考えです。人それぞれだなぁ、と思ってお読み頂けたら嬉しいです。



くそが!!
それは私の口癖。
今の私の”お気に入り”の口癖。

数年前鬱になりカウンセリングを受け自分が被虐者(AC)だとわかった。

それからは、自分の言葉遣いを解放することにした。
私の母親は、言葉遣いに厳しかった。
気に食わない言葉を私が使うと軽蔑したような反応を見せる。それが怖くて、ずっと私は言葉遣いに気をつけて生きてきた。

でも、今はもうそんな母親の目は気にしなくていい。私はもう自由なのだから。

これからは私の使いたい言葉を使う。
その時の自分の気持ちにぴったりの言葉を使う。たとえそれが、汚い言葉であっても。例えそれが放送禁止用語であっても。

お腹が空いてる時においしいラーメンを食べたら、「うんめぇぇぇ!!」と叫びたい。
「うんめぇぇぇ!!」と「おいしい!!」は、全然違う。「おいしい」ではその気持ちは表せない。強烈な歓喜、食欲を伴うスピード感溢れる感情を表すには「うんめぇぇぇ!!」がぴったりだ。
声に出せなくても、自分では「私は今、うんめぇぇぇ!!!って気持ちだ!!」とわかっておきたい。

自分の使いたい言葉を、使っちゃいけない言葉だからと違う言葉に言い換えること。その小さな小さな蓄積が、いつの間にか大きな大きな苦しみを生み出すことにつながっているかもしれない。自分の気持ちを偽ることだから。感情と言葉にズレがあるから。続けるうちに自分の本当の気持ちがぼやけてしまう。


社会の中では、大声でクソが!!!と叫ぶことはできない。接客業ならお客様にくそが!!と吐き捨てることは出来ない。上司にこのくそやろー!!!と投げつけることは出来ない。先生にクソですね!!!ということはやっぱり出来ない。
人に対して、クソが!!という言葉の暴力を振るうことは、やっぱり社会の中ではできないのだ。
でも、その大きな大きな気持ちを、せめて自分ではわかっていてあげたい。
クソとしか言えない事がある。クソとしてしか片付けられないことがある。

声に出せない時もある。それでも心の中では叫びたい。小さい声で言えるのなら、言いたい。「このクソが…」と。大きな口を開けて、「く、そ、が、!!」と声は出さないかもしれないけど、全力で叫びたい。
クソだ!と思っている自分を、自分で肯定してあげたい。
クソだ!という気持ちに、自分で大賛成してあげたい。

「美しい言葉を使いましょう。美しい言葉は、美しいものを引き寄せるのですから。おほほ。」今までずっとそのマインドで、自分の本当の気持ちに蓋をして、生きてきた。
でも、私はもう我慢しない。ごまかさない。

汚い言葉を使うこと。
それは自分の「汚い言葉でしか表せない気持ち」を認めてあげること。
いつか正反対の美しい美しい感情が芽生えたら、その気持ちにもピッタリの言葉を、相応しい言葉を見つけられるはず。気持ちにブレーキをかけない。言葉にもブレーキをかけない。自分で自分を制限しない。私は、もう自由なのだから。

その時の自分の気持ちにぴったりな言葉を使う。
それが例え汚い言葉でも。汚い言葉でしか表せない気持ちもあるのだから。


クソが!クソが!!このクソが!!!

心の底から、クソを叫ぶこと。
あーなんて気持ちいいんだろう。

(人に向けて叫んでません。念のため。)

おわります。

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