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専業主婦のわたしが久しぶりに社会に出て気づいたこと

春めいた天気が続き、ウールコートを着ていると少し汗ばむ。

電車のホームで見る夕焼けは、とても綺麗だ。
すごく疲れているし、17時すぎの電車に乗るのも久しぶりだ。
オレンジの光が差す車内は、静かである。

1年半ぶりに働くことにした。

いままで待ち望んだ『働く』ということ。

ちょっとあれこれ気づいて考えたので、書きたいと思う。

わたしのお仕事は春先までの期間限定パートである。
6時半に起床しお弁当を作り、9時-17時でお仕事が終わる。

業務内容は事務で、社員の方が優しく教えてくださるため特別難しくないし自分で判断することもないので気が楽だ。

春から、ラストチャンスの妊活再開を考えている身としては非常に有難いしこの働き方を希望していた。

けども、なぜか働く前に思っていた充実感は思っていたほどない・・のだ。

専業主婦になる前には常勤で勤務をしていたが、仕事の頭を家まで持ち帰って、あれこれ悩んだりしていたし多少の人間関係の煩わしさを感じながらやっていたと思う。

その反面、常に必死な中で皆で話して一生懸命働いて考えながら仕事をするのは楽しかったと思う。
その当時は必死だったからもう嫌だ、社畜・・って何度もなっていたけど。

今、何か足りない感じがする。

自分が『足りない病』を患っていることを自覚しているので、あえてそこを考えさせて欲しい。

それは、おそらくパートだからとか常勤だからとか、そういうことではない。自分自身が一生懸命やることや会社の方と切磋琢磨し合い、話しができる環境が自分にとって過去を振り返った時に楽しかったなと感じるポイントなのだと思う。

仕事に対して楽しいの気持ちなど、さほど重要でないと思っていた。

淡々と仕事をして帰宅する。
それでいいと思うし、仕事はそうあってほしいとも思っている。

しかし、1年半の空白時間を経て仕事についた今は仕事を楽しくしたいと思っている。

なぜなら、今の時給で日給8000円ほど、1ヵ月10万円ほどお給料をいただける。
難しい条件で雇ってもらえることが有難いし収入があるということは、とっても嬉しい。

一方で、やっぱり自分の大事な1日の8時間を消費しているのだ。
会社員の身であっても、8時間はわたしの大切な時間だ。

だから職場に楽しませてほしいなんて1ミリも思わないが、自分が楽しく仕事をしたいと思っている。


私自身が仕事に対して楽しいと感じられるようにするための方法を考えてみる。


わたしの仕事のミッションは確実に仕事をすることだ。
自分で判断するよりも社員の方の指示を仰ぎ与えられた仕事を確実にする、これがミッション。
プロフェッショナル補助役を全うするのである。

その中で、私自身のモチベーションを上げるためにはどうしたらよいのか。
それは頂いた仕事を一生懸命すること。
一生懸命にやって、これまでしんどい思いもした。
だから肩の力を抜くとか頑張りすぎないと言い聞かせていたが、40近くまで一生懸命やってきたので腹を括ってもう一生懸命やるのだ。

自分の仕事があるわけでないのでマイペースが作りにくいのだが、マイペースをあえて作ろう。

その為に、デスク周りを整えること。
短期だから、あまり私物を持ち込んでも・・と思っていたが1ヵ月もお世話になる。カレンダーとか事務用品を揃えよう。

1ヵ月職場の方々と仲良くなろう。
仲良くなる必要はないけど、もしかしたら楽しい人間じゃない?と思ってもらえる雰囲気は出していこう。

自分が心を開いていないだけで、周りの方は優しくて賢くていい人だ。

なんなら、ちょっとお別れするの寂しいくらいの関係を築いて春を迎えよう。

仕事は楽しくなんて、擦れた心が少しばかり純なものを求めているかもしれない。

月曜からまた出勤だ。
日々の日常を少しでも楽しく彩るために、ちょっとnoteを書いてみた。



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