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54.バレリーナになりたい

私は大人のバレエ教室に通っています。
最近は忙しくてお休みしていたのですが、先日、
バレエ教室の発表会を観に行きました。

始めに幕が開くと、真っ暗な中で出演者全員が並んでいて、パッと照明が付いて音楽と共に全員が踊り始めました。ギャー!美しすぎる!
小さい子からおばあちゃま世代の方まで、それぞれ美しい衣装をまとい、上品な笑顔で踊り出すのです。

私は、何度か発表会を観に来ていますが、この瞬間が大好きで、いつも涙が出そうになります。
みんなが楽しそうにキラキラしているし、衣装も本当に美しくて感動するんです。

習い始めたばかりの人は、複数人で先生の振り付けで踊りますが、ベテランになってくると、トゥーシューズで、一人で伝統的なバレエの演目を踊ります。さらに習熟して中学生以上くらいだと男性バレエダンサーとペアで踊ります。

バレエはイタリア発祥なので、バレリーナはイタリア語だそうです。男性バレエダンサーのことはバレリーノというそうですが、日本ではあまり浸透していなくて、バレエダンサーと呼ぶみたいです。

話がそれましたが、発表会って本当に大変です。
何ヶ月も前から準備をして、たくさん練習をして。
レンタル衣装が届くと、自分の体に合わせて背中部分を、縫い物をしてお直ししないといけません。

痩せている子供さんなら、元の衣装より細い部分にホックをつける輪っかを付けないといけませんし、
私のように太っていると、衣装と同じ布が付いてくるので、追加して衣装も太らせないといけません。
バレリーナは大体細いので、衣装も細めが基本なのでしょうね。縫い物が苦手だと大変なのです。

発表会では、個人の踊りの発表もありますが、大体は最後に、「白鳥の湖」や「眠れる森の美女」などといった演目もあり、私はいつもこの演目が楽しみです。プロのバレエ団の観劇は、高価だし、それほど頻繁に行けないので、発表会で観られて、とても楽しめます。

私も以前、発表会のお手伝いで、貴族役でドレスを着て少しだけ出たことがあり、舞台側からも発表会を楽しんだことがあるのですが、生徒さんたちの真摯な姿や、男性バレエダンサーのパワフルな踊りを間近に見ることができ、貴重な経験ができました。

ここ数年、発表会は観る専門になってしまっていましたが、大人クラスの人がたくさん出ていたので、私も踊ってみたくなりました。いつか一人で踊りたいし、男性バレエダンサーと踊ってお姫様になりたい!

新しい目標ができました。
男性に持ち上げてもらうには、太っていては無理ですね。綿密な計画を立てて、バレリーナを目指します!




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