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Silverstone その2

というわけで、無事に仕事の数日を終えて、レンタカーのトヨタプリウス(当時は2代目だった)で何とか仕事先のBedfordから宿泊先のBlackley村までやって来た。

2008年当時は、まだGoogleのナビゲーションなんかもなかったはず、というか、まだスマートフォン前夜、くらいのタイミングだったんで、確かレンタカー屋さんからもらったミシュランのイギリス全土の地図を頼りにドライブ。

しかし、走り慣れないというか、初めての国の道路が分かりにくいのは当たり前で、道路上に表示してある地名と自分が行きたい場所が同じな場合は簡単だが、小さな村なんかに行く場合には道路上の表示と行きたい場所の方向が同じであることの確認が常に強いられる。

しかも、イギリスの一般道にはランナバウトと呼ばれるサークル状で信号の無い交差点がたくさんあって、自分の行きたい方向の出口がそのサークルの中の何番目であるのかを常に瞬間的に判断させられる。

まぁそれはさておき、イギリスの丘陵地はホントに美しい。
迷子になったり道を間違えるのを嫌って前しか向かずに運転していたが、時折見えるグリーンの丘陵地と羊や牛の組み合わせは本当に美しかった。

頻繁に行ってたオランダは、ほぼフラットな地形で丘も山もない中の羊や牛なのだが、イギリスは山はないが、丘陵地の形状がそれは見事に美しく、とにかくLed Zeppelinの初期のアルバムの曲やらPink Floydの世界観を思い出す風景だった。
もう一度行くチャンスがあるなら、トヨタプリウスではなくBMWの6気筒車で走りたいもの。

というわけで、なかなかBlackley村まで到着しないんで続きはまた。

(更に後半へ続く)

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