毒親の母とボク

画像1 母はある時、言った。お前は、お母さんの言う事を聞いてれば上手くいくのよと。ボクは、その結果、中学高校大学と、受験に失敗し続けた。その度に、自信が無くなっていったっけ。失敗する度に、あなたは、次は上手くいく。と言って、目標を与え続けた。ボクのプライドは、ズタズタだった。悲鳴を上げたのは、女教師と会った頃だった。物が食べれなくなって、何故か、涙が出て止まらなくなった。母にバレない様にしていた。母は、ボクが、不機嫌になって癇癪を起こすことを、1番嫌がった。あなたが、心をコントロールできなから、癇癪を起こすのと
画像2 でも、ボクは、何処かで知っていた。あなたの自己満足の為の道具じゃないと。物に当たった代償は、ドアにあいた穴だった。母は、反省する様に、言ったけど、ボクのプライドは、限界だった。大学を5年掛かって卒業して、2年間闇雲に国家試験を目指して、失敗した時には、新宿駅の、ホームの端で、何時間も、涙を、流しながら飛び込んで終わりに、したかった。ボロボロだった。自暴自棄になって、チカンをして、自分を慰めながら、涙が出たあの日を、ボクは、忘れたことは無い。母は、潔癖症で、男の自分、ありのままのボクを、受け入れられなかった

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