毒親の母とボク

画像1 母は、ある時言った。どうして100点じゃないの。公立のテストなんて塾の復習なんだから、100点以外は、意味がないのと。一問だけ間違えた時は、特に機嫌が悪かった。ボクは、詰めが甘いと、怒られた。塾のテストよりも、学校のテストの方が、遙かにプレッシャーが大きかった。ボクは、本番に弱かった。未だに、緊張すると、お腹が、痛くなる。母に、怒られている感じが、蘇るのかもしれない。本番に弱いボクのメンタルを、母は、許さなかった。勉強だけではなく、出来ない事があると、機嫌が悪かった。例えば、スイミングスクールでの事。
画像2 ボクは、なかなかバタフライが、25メートル泳げなかった。試験になると、失敗するボクに、母は言った。お姉ちゃんは、こんな所で、立ち止まっていなかったのに、あなたは、ダメねえ。あなたは、ダメというのは、何度も言われ、ボクは、自信が、無くなって行った。母は、何かと、姉さんは、もっと出来たと言い、叔父さんは、簡単に勉強が、出来たと言い続けた。塾に行けば、塾長から、姉さんは出来たのにと、点数が、振るわないと、事あるごとに言われた。ボクは、何事も自信が無くなって、そんな自分を責めた。    初めてのバイトも、上手く
画像3 行かなかった、コンビニだったが、採用してくれた店長に、学歴を褒められ、マネージャーになれると言われ、働き始めた。大学生が出来る事も、出来ないボクに、意外に不器用だなと、店長は、怒った。段々と、母に怒られている様に、感じた。そんな時に、バイト中に、倒れた。また、上手く行かなかった。何をするにも、自信が持てなくなっていた。中でも、人間関係は、また、怒られるんじゃないかと、思うようになり、特に自信がない女性との付き合いを、避けてきた。また、失敗する。特に性的な関係を、持てない、自信がない。未だに、あの頃のままだ

この記事が参加している募集

振り返りnote

沼落ちnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?