見出し画像

UREI LA4とはなんぞや

こんばんは。今週のShinya's Studioのnoteです。

最近おかげさまで機材の製作がまた詰まってきまして、修理などお受けできない状況なのですが、知り合いにLA4の修理依頼をされましてラックで持って来るとのことなのでとりあえず預かるだけ預かることに。

というわけで今日はLA4のおさらいでも。

UREI LA4とはなんぞや

LA4はLA2の流れをくんでLA3、LA4、LA5くらいまであるらしいですが5は知りません(笑)

以前LA12か22というのもメンテさせてもらいました。あれは1Uでした。

UREIといえば1176も有名ですが、あれは175、176の流れで最初はバリミュータイプの真空管コンプでしたが1176になってFETに変わります。1178はマッチドのFETでその他回路はオペアンプです。

LAシリーズはオプトコンプです。オプトコンプに関してはググっていただいてLA2、LA3はELパネルが光ってその光を受けたフォトセルの抵抗値が変わるという仕組みですが、LA4になって光源がLEDになっています。

ELパネルというと今だと液晶テレビのイメージですが、昔はAKAIのサンプラーのバックパネルとかこれでした。私も15年前くらいにS1000をヤフオクでジャンクで買って交換したことがあります。

内部回路はLA2が真空管、LA3がトランジスタのディスクリートですが、LA4はオペアンプに変わっています。

入力はトランスレスで出力がバッファ付きのトランス出力ということでオプト部分以外は1178みたいな感じです。速度が遅くてナチュラルな1178という感じでしょうか(笑)

コンプの回路構成は大抵、速度の速い素子を使って時定数で制御信号を遅らせて速度をコントロールするという感じですが、オプトコンプは素子自体が遅いので速度はコントロールできないものが一般的です。

ちょっと今は時間があれなのでまた治ったら報告します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?