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僕もいつか、『コンビニのおばちゃんのようになりたい』そう思う理由とは?

まだ、20代前半の頃、
どんなに仕事で疲れていても、
どんなに遠回りしてでも
必ず立ち寄るコンビニがあったと、
僕の友人は語っていました。

その店舗には
ものすごく楽しそうに、
素敵な笑顔で対応してくれる、
店員のおばちゃんが
いたからです。

その方とは知り合いでもなければ、
何か会話を交わすわけでもない、
ただ、レジでのやりとりのみ。
それでも、そのおばちゃんを
見るだけでその日の疲れが吹き飛んで、
その日にあった、嫌なことを
忘れることが出来たそうです。

だから、仕事帰りには
どんなに疲れていても、
どんなに遠回りしてでも、
そのコンビニに立ち寄っていたそうです。

そのおばちゃんとの
出会いをきっかけで、
人をこんなに元気にする
仕事って、すごい。
そう思って、ビジネスに
興味を持ち始めたそうです。

あれから、約10年。
今や彼は立派な経営者となっています。


天才経営者が誕生する
きっかけはなんと、
コンビニのおばちゃん。


本人もこんなに人に
影響を与えていたとは、
夢にも思っていないでしょうね。
きっと、他にも影響を
受けた人がいると思います。


ちなみに、僕も
わざわざ立ち寄りたい
コンビニがあります。

そこには、
見るだけでなぜか元気を
もらえる店員さんがいます。
だから、僕もその気持ちが良く分かる。

友人は今でもそのおばちゃんに
『会いたい』
そう思うことがあるそうです。


会話を交わすこともなく、
コンビニでのレジでの
やりとりだけで、
そこまで、人に影響を与えて、
人の記憶に強く
刻まれるってすごくないですか?


スキルとかノウハウが
あるわけではないと思います。


その方の中から
自然と溢れ出す、
空気感があるんでしょうね。

今や似たような商品や
サービスが世の中に
溢れかえっています。

同じチェーンのコンビニなら
商品も価格も基本的にはみんな同じ。

それなのに、わざわざ、
遠回りしてでも
いきたくなる店がある。

やっぱり、人は人に惹かれて、
良くも悪くも人から影響を受ける。

今、観光地を
まわるだけの旅行ではなくて、
地元の有名人や
その土地で働く、
魅力的な人に会いに行く
ヒューマンツーリズムが人気です。

今までと違った新しい旅の形。

場所やモノを目指すのではなくて、
その土地にいる『人』を目指す。

そして、現地の日常生活を
現地の人と体験する旅。


これから鍵になるのは、
間違いなく
『人』なんだと思います。


観光地や名所などは
一度、行けば、十分満足だったりする。

でも、魅力的な人とは
何度でも会いたい。

これからは、
どんな仕事をしていようが
選んでもらうために
一番、必要なのは、

『また、会いたい』

そう思ってもらえるかどうか
なんだと思います。

素敵な人どうしが
出会うきっかけをつくる。

人と人とが交流したり、
情報交換したり、
新しい取り組みが出来る
環境を演出してあげる。

そんな人は現代版の
ロビンフッドであり、
救世主なんだと思います。

『人はやっぱり人が好き』
『人は人から大きな影響を受ける』
『人は人によって磨かれる』


人生の中でいかに
素敵な人たちと長く時間を
共有する事が出来るか。

自分を成長させてくれたり、
良い影響を与えてくれる人と
いかに出会うことが出来るか。

そのきっかけは
旅行だろうがコンビニだろうが
何だっていい。

人は本能的にそれを
求めているんだと思います。

『また、会いたい』

人からそう思われる人は
何をやったって、
上手くいくと思います。

やるべき事、
目指すべき事は
たくさんあります。

でも、その人が
何をしていようが、
これから大きな鍵になるのは、

『ぜひ、会ってみたい』
『また、会いたい』

そう思ってもらえるか
どうかなんだと思います。

人と会うたびに
相手の心をわしづかみにして、
『また、会いたい』
そう思われる人は
やっぱり、最強です。

そんな人間をいかに
巻き込むでいけるがが
勝負なんだと思います。

自分に魅力がないと、
魅力的な人を巻き込むことは
絶対に出来ない。

そんな人たちを
巻き込もうと思ったら、
自分自身が

『ぜひ、会ってみたい』
『また、会いたい』

そう思われる存在になること。
それ以外に方法はないと思います。


僕もいつか、
コンビニのおばちゃんの
ようになりたいです。

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