キノコを食べたマリオや
アニメドラゴンボールの
スーパーサイヤ人のように
人間が最強になる瞬間があると
思うんですよ。

それは、『開き直った時』
開き直った人間はまさに最強です。
何をやっても上手くいかずに
自信喪失、自暴自棄、メンタル崩壊。

『もうこれ以上、どん底に
　なることは出来ない』

そう思って、どん底を
タッチした瞬間に、いきなり急上昇、
流れが大きく変わる事ってないですか？


だから、なかなか上手く
いかないと感じた時は


『ここまで落ちたらあとは
　上がっていくだけ！』


そう思って、開き直るのも
一つの手なんだと思います。

今や、実力派女性シンガーとして
人気の高いJUJUさんも
これが売れなかったら
事務所との契約打ち切り、
引退という窮地に陥った時に
出した曲があの有名な
『奇跡を望むなら...』

この曲はUSEN総合チャートに
22週連続チャートイン、
2007年USEN年間総合チャート1位を
記録するなど大ヒットとなりました。
それをきっかけに彼女は
スターダムへ駆け上がっていきました。

『開き直り』はピンチを
チャンスに変えたり、
状況を打開するチカラがある。


プロゴルファーの松山英樹さんも
『開き直ってやるしかない』
と語っていたプロデビューの年に
4勝を挙げて国内男子ツアー
賞金王を獲得しました。


プロスポーツ選手の
インタビューなどでも
『開き直ったら上手くいった』
という言葉を良く耳にします。


『開き直り』とは
別の言い方で言うと、
『気持ちの切り替え』


自分が調子がいいと感じている時に
開き直ろうとする人はいませんよね？
開き直りは、
『気持ちの切り替えスイッチ』
なんだと思います。

迷えば迷うほど、
頭の中にいろんな言葉
が溢れ出してくる。

頭の中にある
言葉の多さが迷いを生む。

でも、開き直りの
スイッチが入った瞬間に
たくさんある言葉が一つに絞られて、
今、何をやるべき事が
何なのかが明確になる。


ただ、開き直りには
良い開き直りと
悪い開き直りがあるそうです。
その違いはやったあとに
『後悔するかしないか』


『開き直り』とは、
『迷いが消えること』
『やるべきことが明確になること』
そして、
『結果を無視した行動に出ること』
なんだと思います。


僕はある時期を境に
人生自体、開き直りました(笑)

『とらわれない』
『かたよらない』
『こだわらない』

般若心経で言う、
『空(くう)の心』を
大事にするように
常に意識しています。


般若心経には『からっぽ』とか
『何もない』という意味の
『空(くう)』とか『無(む)』
という言葉を良く耳にします。

『何もない』と聞くと、
ネガティブなイメージを
持ってしまいがちですが、
『何もない状態』とは、
『何かが生まれる状態』でもある。


裏を返せば、
何かを生み出そうと思うなら、
一度、『何もない状態』
にしなければならない。


運気を上げるコツの一つは
一度、すべてを
失くしてしまうことなんだそうです。


家の掃除のコツは
一度、全部、
外の出してしまうこと。

組織の改革はトップにいる全員を
総入れ替えすること。

『開き直り』と何か
共通するものがあるように思います。

それが自然の法則なのかも
しれませんね。

僕はそう思っています。