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『一貫性がない』がむしろ武器になる時代

最近、テレビのニュース番組で、
AIの自動音声が使われて
いるのを良く見かけるようになりました。


単純に事実を伝えるだけならば、
あえて人間がやらなくても、
機械に任せてしまえばいい。
世の中がそんな風潮に
なってきたのを感じています。


台本があって、それを
こなすだけの仕事ならば、
あえて人間が朝早く起きたり、
大変な思いをしながら、
やる必要はまったくない。


実際、ニュースの情報を
受け取る側からみれば、
人間だろうが、AIの音声だろうが、
事実を正確に伝えてくれるなら、
何の不満も不都合もない。


AIが発達すると、仕事を奪われる人が
増えると言われていますが、
当然、同時に新たに
生まれる仕事もあるわけなので、
『なくなる』というよりも、
『変わる』という感覚でいます。


これから、必要性が増してくるものは、
簡単にデータ化できないモノ
なんじゃないかと思っています。

データ化しにくいモノは
AIで扱うのが難しい。

数年前の僕は肩書がない、
やっている事がいろいろあって、
何がスキルなのか、
何が仕事になっているのかが
あいまいな状態の自分に
悩んでいた事がありました。


『自分はいったい何者なんだ?』


と思い続けていたわけです。


だから、一言で自分の
職業を言える人が
羨ましくてしょうがなかった。
そんな時期がありました。


でも、ある時期を境に
考え方が真逆になりました。


はっきりと

『これが僕のスキルです』

と言い切れない方が
むしろ強いんじゃないかと
思っています。



それはデータ化が
ほぼ、不可能で、
AIなどで扱うことは難しい。


現代人の多くの方が
抱えている悩みの一つは
『もやもや』だと言われています。


『もやもや』って定義がない。


自分がなぜ、もやもや
しているのか分からないので、
検索する事も出来ない。
当然、解決策を
見つけることも出来ない。


そんな定義されにくいモノを
代わりに言語化してくれる人の元へ
人がどんどん、
流れていっている事に気づきます。


『私がずっと言いたかったのは
 それなんです!』

『自分のもやもやの正体は
   それだったんだ!』



今、多くの人が
どこへ向かっていいのか
分からない暗闇にいる中、

『こっちがいいんじゃない?』

『これやってみようよ』


と言ってくれる人や
新しい概念を提示してくれる人は
大変な時代に生きる
人間にとっての一筋の
『小さな光』


こんな時代だからこそ、
人を元気にしたり、
クスッと笑ったり、
一歩踏み出す勇気を与えて
『人を前向きにする情報』
の価値が今後、増々高まっていくのは
間違いないと思います。


だからこそ、これまで、
一貫性がないと
批判されがちな生き方や働き方、
何が本業なのか分からないような人。


そんな人こそ、
大きなチャンスをつかむ
可能性が高いんじゃないですかね。


いろんな事をやっているからこそ、
いろんな業界や地域の
情報や知識を持っていて、
いろんな業界や地域の人脈が豊富。

また、そこに経験が伴っているので、
話に説得力があり、
相手の事を理解したり、
共感したりすることもできる。


それが信用、信頼となって、
いろんな業界や地域の
壁を飛び越える事が出来て、
いつでも簡単に行き来できてしまう。


そんな人だからこそ、
今までまったく関連性のなかった
人や企業や地域を繋げる事が出来る。


そんな人に大きなチャンスが
やってくるのは当然と言えば当然の話。


自分のいる業界の事や人は
良く知ってるけど、
その他は何も知らないって
これからはちょっと、
しんどいと思いません?


これからは、

『やるべき事をちゃんとやる』

『完璧にこなせる』


そんな事に対する価値はどんどん、
なくなっていくような気がします。


『一貫性がない』

がむしろ強みになる事もある。
そんな時代なんだと思います。



ずっと、一貫性のない
生き方、働き方をしてきた僕にとって、


『時代が勝手に僕が生きやすい
 ように変わってきてくれた』


そんな感覚すらあります(笑)
勝手にそう思っています。


時代がどうなっていようが
僕は同じような生き方しか
出来なかったと思いますけどね(笑)


たまたま、時代が
そんな風になってくれました。

『俺って本当、ラッキーな男だな』

そう思っています。


今の僕は
『水を得た魚状態』なんです(笑)


どんどん息がしやすい
環境になっていっています。

息がしやすい環境にいるって、
やっぱり大事です。

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