カセットコンロとか、使っているとガス缶が冷たくなりますよね

Youtube動画で、CB缶やOD缶にカバーを掛けている人を見かけます。あれは、何が目的なんでしょうか。

CB缶やOD缶には液化した可燃性ガスが充填されています。コンロでは気化させたガスを燃やして調理や明かりなどに利用します。液化したガスを気化する際、周囲から「気化熱」を奪うので、ガス缶が冷たくなるのです。また、冷たいガス缶では、気化が進みにくくなるので気化したガスが減り、炎が弱くなります。ですから、ガス缶を暖めると効率的に気化が進むのです。

ガス缶を暖めるために、カバーを掛けるのでしょうか。カバーには保温(保冷)の能力はありますが、加温はできません。冷たくなったガス缶を冷たく維持することはできても、暖めて気化を促す能力はカバーにないのです。

そう思って、いろいろな方のYoutube動画を拝見していますが、もしかしたら私が間違っているのかもしれません。あれらのカバーは、冷たさを感じたら発熱する素材なのかもしれません。もしそうなら、私が間違っています。申し訳ありません。

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