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自分の道を切り開く「魔法のかけ算」

こんにちは、砂糖 塩です。
今回も初めましての方がいるはずなので(いるに違いない...!!いる!いた!!)勝手にご紹介預からせて頂きます。

砂糖 塩(別名:アメコミ大臣)アメコミから他映画、書籍などの作品の中で、自分が心から感動したものをたった1人の誰かに届けるべく、主にTwitterとperiscope(LIVE配信アプリ/現在世界中に1,500人以上のフォロワー突破!アメコミ系periscoperと名乗り出てますがこの字面カッコよくね!?と最近自己満足している)から楽しく優しくアドレナリン全開で強めに世に輝きをもたらす活動をしています...宇宙レベルか!?!!くらいの言いようですが本気です、ええ。夜は気分で『スナック砂糖 塩』として営業しています。

シンプルに「伝えること」が大好きで、編集やライターとしてもそよ風のように活動しています。
書籍では『NASU本』、ブログでは本個人ブログから下記のリンクの記事を書いていたりします(ちな、全部趣味!)。
『デザインが絶対うまくなる方法』
(1万PV、600スキ達成!あざす!!)
『ライター講座に参加したら「講座そのものが編集されている1冊の本」だった』
(フリーランス、会社員、ライター、編集者、書くことが好きな人向け!)
『サイボウズ式、チームに息を吹き込む「方法のない方法」』
(最新記事!全社会人、組織やチームで働く人への必読記事、noteイベントレポ人気急上昇中!あざす!!)
1人でも多くの人の心に何か一部分でも刺さり、それが長い人生においてのシーンでのヒントや支え、面白さを感じるきっかけになればええな!が本心です!!私って、スーパーヒーローか!?

目次のための目次

本イベント記事、「前田裕二さんのことは存じ上げまくっているし人物紹介もイランイラン!」「『メモの魔力』の内容についても熟知しておますのでイランイラン!!」という方にも圧倒的に必要なコンテンツとなっていたためイベント潜入してきたスパイ砂糖が詳しく丁寧にお伝えします。
書籍の内容については、サイボウズ式編集長の藤村能光さんがシンプルかつスマートに紹介しているので、「おら、知らねえぞ!何だそりゃ!?」という方や「ちょっと復習を...」という方、3分あれば読めるので是非覗いてみてください!

そして今回のイベント、これまで前田さんご本人がお話してこなかったエピソード、さらに現代の「好きなことハラスメント」社会に生きる悩める私たちの悩みに対して、前田さんが抽象化して私や読者の皆さまにも転用できるように打開策をお話して下さったので、そのエキスをどうぞここぞとばかりに召し上がってください。

本イベントは参加料も諭吉1人分程でありながら瞬殺でSOLD OUT!正直公開するのも勿体無い!しかし、前田裕二さんの人柄からイベント参加できなかった方にも、1人でも多くの人に届き何かのきっかけになればと思うはずなので(※砂糖調べ)全部公開します!

イベント内容は、第1部【1】ビジネス編、第2部【2】ライブ配信編の2つに分かれており、最後にはオラウータンターイム!(ドラマ『あなたの番です』のセリフ)ならぬ「質問ターーイム!」では学生さんから一般人の方まで、これからスタートを切る方からの質問にお答えしています。
会場を見渡すと年齢層も子どもから社会人までと様々で驚きました。また、平日にも関わらず他府県から参加している方が会場の半数かそれ以上を占めていました。有り難くも講演後、砂糖に「隣に座ってたんですけど、メモめっちゃ取ってましたよね!?」と声をかけて下さった方は、なんと東京在住中国人の方ではるばる東京から大阪に来たのだと...本来、逆の現象が多い中で、前田さんの魅力が都内を超えて他府県にまで溢れ出ていますね!素敵現象!!

第1部【1】ビジネス編のモデレーターはさまざまなご縁を結ぶ「結び士」ことMUSUBU代表寺嶋みほさん、前田さんも褒め称えていたくらいお話の引き出し方、要点の集約が会場を圧倒させ素晴らしかったです!故に、本記事は長編であるにも関わらず(モデレーターの魔力により)読み易くなっています!!と筆者が断言します!
そして、本記事中には「メモの魔力を強める参考書」を砂糖が厳選して紹介しているので、そちらにも注目しながらお読みください。宣伝やステマではなく、「本当に参考になる」と思うもののみご紹介!(ここだけの話!ってそらそうやろ!?)

「ファクト→抽象→転用」のメモ魔界の魔王こと前田裕二、大阪に降臨!溢れんばかりのエッセンス、あなたはどこまで転用できるかな!?いざ、行かん!!

【1】(問1) メモの魔力を100万部突破させるための数式、「作る×届ける=ものづくり」

皆さん、『メモの魔力』著者である前田裕二さんがご本人も書籍編集をなさっていたこと、ご存知でしょうか(私はシランシランでした!)。
幻冬舎の編集者、箕輪厚介さんに編集をさせて欲しいとお願いしたそうです。そこには前田さんの読者へ対する「愛(likeやなくてloveの方)」が詰まっています。2018年12月に『メモの魔力』が発売され現時点で37万部突破、100万部届けるための戦略からどうして彼が自己分析や内省することが重要だと示すのかを一挙、綴りますで候。

「ものづくりは、届けることまで考えなければ育児放棄」と前田さんは会場へ優しく強く言い放った。
「ものづくり」には、「作る」こと「届ける」ことがセットでなければならないと言う。作っている時に届けることを想定して作ることが鍵になるのだと。その理由は、「誰に」「どういう風に」届けたいのか、ということによって作るものの内容が変わってくるからだ。商品を作る人(書籍であれば著者)とマーケター(本を売る出版社)は本来別々の役割となるが、前田さんの場合はご自身が作り、届けるという2役を担った。「届けることまで考えなければ育児放棄と一緒だ」というのは、作る時点でのコンテンツに影響が及ぶ、だからこそ彼は「作る」と「届ける」がセットでなければならないと言うのだ。
ここで、前田さんが一緒に本を作った幻冬舎の編集者、箕輪厚介氏の特徴として2つの特徴があるのだと述べた。

1. 「いいね!」「最高!」「天才!」の三拍子
2. 前田さんから来た依頼に対しLINEをそのままスクショ!適材適所の人間にそのまま投げる!

このような特徴に前田さん自身は関心しながらも、「箕輪さんには、何を言っても「素晴らしい!」と言うから気が抜けない」のだと。
実は、『メモの魔力』のタイトルが当初『メモを極める』だったことをご存知の方はいるだろうか...(居たとしても挙手は不要!)。この時、箕輪さんからは「メモ極(メモキワ)って略せるしいいね!」と言われたそう。
しかし、前田さんの中では以下の2つが、『メモの魔力』を届ける3つのターゲット層に向けての必須事項だったと言う。その中身を全解剖!

【メモの本作りでの必須事項】
(1)略せること
(2)本のタイトルから世界観が強烈に伝わること

以下3つのターゲットは、前田さんの『メモの魔力』100万部達成までのマーケティング思考と合わせてご紹介。外資系証券会社で働いていた頃の彼の分析能力のエッセンス、お裾分けしようではないですか...!(くう!勿体ない!!)

【『メモの魔力』3つのターゲット層(想定読者数)】
①ビジネスマン(20~30万部)
②就活生(15〜20万部)
③ロジックを超えた先にある「届けるべく人」(50万部)

「ビジネス書は、売れても20〜30万部が平均」なのだそう。すると、「①ビジネスマン」に売れたとしても20〜30万部と想定。
そして次に、最初の構成には考えておらず、最も意識したのは「②就活生」。就活生は年間50〜60万人いるため、単純計算して3人のうち1人が手にすれば15〜20万部売れることとなる。そのために、前田さんは『絶対内定』(熊谷智宏著)という11年連続大学生協で1位の売り上げを叩き出す著者との就活生向けコラボイベントをするなど様々な方面から就活生にアプローチしている。

最後に、「③ロジックを超えた先にある「届けるべく人」」...って、何くそ、どういうことやねん!1番知りたいところがわからんやないかい!!f☆☆k!と思った方は一呼吸。私、シュガーティーチャーこと砂糖先生が溢れんばかりに優しく丁寧に、わかりやすく説明しよう!!

簡単に言うならば、「この物体(本)を持っているだけでハッピーになれる」というファンタジーのような、スピリチュアルな世界のお話。理屈やロジカルを超えた「先」に「何かあるのではないか」と希望や夢を抱いてもらう。ここに残りの50万部の真相がある。前田さんは当初の『メモを極める』ではビジネスマンにしか届かないのではと考え、『メモの魔力』と称し、メモを取ることはビジネスや就活のみならず、あらゆる日常の事象にも威力を発揮し転用できる要素があることを届けるべく、「意識的に」届けるべく人に届くようなタイトルにしたのだ。その真髄には、前田さんの「ビジネスに従事していなくても、育児や家事など家庭の問題にも使える架け橋を作りたかった」という熱い想いがある。
そして、今では発売当初は予定していなかった、刷部によって表紙の石の色を変えるという方法まで。石の色により意味(運)を持つといった意味合いでも展開している。最初に綴った、「本を持っているだけで何かありそう...」を見事打ち出したのだ。

加えて、『メモの魔力』を手にした方は表紙カバーを剥ぎ取ったことはあるだろうか(あっても挙手は不要!)。そう、こちらのカバーを取るとギッシリと前田さんのメモが貼り出されている...しかし、この大量のメモをあえてカバーにしなかったのも、「届けるべく人」に届けるためだと言う。

現在は本書が暗闇で光る!?という前代未聞の魔力本を紀伊国屋書店限定で展開中...(下記画像参照)え、光ってますやん!?!!「そう、この本の内なる力が暗闇では更に輝くのです」言わんばかりに聞こえます!!

前田さんはここまで細部に渡り、読み手の観点をしっかりと把握しているのだ。読者の方は本の内容も去ることながら、そういった前田裕二さんの細やかさと想いに惚れてしまう方も少なくないだろう。
(にしても笑顔が素敵な前田さん...照!?!!)

【1】(問2)成功の数式「何か×何か」

会場のパネルに突如現れたこの抽象的すぎる質問!前田さんの成功の数式、「何か×何か」についても、砂糖先生が説明しよう!!

「前田裕二が最初に注目された理由は「投資銀行×IT」の組み合わせ」だと本人は言う。「これまで投資銀行に居た人が何故IT?」このかけ算こそがその人の希少性を高める鍵となる。前田さんの幼少期から投資銀行時代、現在の企業に至るまでのストーリーは『人生の勝算』(前田裕二著)に綴っているので是非手に取って欲しい。『人生の勝算』を読んだ上でメモ魔を読むことで、より一層『メモの魔力』の力に輝きをもたらすので、ストレートにオススメの1冊です
(小学生の頃、転校して間もない頃周囲に無視され続け図書館に篭った結果、年間読書冊数1位を記録した砂糖大臣より...ふふふ...無視してきた奴め、あざす!!)

【超難問】あなたは解けるだろうか

一目置かれる唯一無二の存在となるには、「何か1点で尖らなければならない」と彼は言う。しかし、「1点だけでは、希少性に足りない」と加えた。え...1点尖るだけでもごっつ大変なことやのに2点以上となるともうそんな...Hello Goodbye...(The Beatles)と思う方も多いだろう。しかし、そんな大きな成功への不安はイランイラン!前田裕二さんの周りを見てみよう。唯一無二となるかけ算のモデルか!?という著名人と言われる人がゴロゴロいることに気づくだろう。

・お笑い×アート=西野亮廣
・和牛×ロケット×経営者=堀江貴文

上記を見てもらえればわかるように、すべてのことで尖る必要はない。しかし、このようにかけ算が連なれば連なる程、その数値が濃ければ濃い程、「唯一無二」の存在となる。特にホリエモンこと堀江貴文さんは自身の著書、『多動力』(堀江貴文著)でこのかけ算の本質について綴っているので参考にしてみて欲しい。「うう...なるほど...」と唸るほど彼を構成する要素、唯一無二の存在となる仕組みを知ることができる。

【成功の数式】
「何か1つの分野で突き抜ける」×「1個突き抜けたらもう1点突き抜ける」

ここで大切なのは、どれか1つの突き抜け方が激しいことであると言う。前田さんの場合は、外資系投資銀行での突き抜け方が激しかったことがその1つであると言えるだろう。

しかし、そんな前田さんも当初から好きなことをやって今に繋がったわけではないと話す。今では「若手起業家」「社長」と言われ輝かしく見える前田さんだが、ご本人は「辛いことの方が多かった」と言い放った。その「辛さ」の逆境故に「絶対に負けないぞ」という情熱、「勝ちたい」という思い、これこそが彼の原動力となったのだ。すると、できることが増え、裁量も増え、自由度が増す。この地点まで辿り着いて、ようやく自分の楽しいと思うことややりたいと思うことに広がっていったのだと言う。好きなこと、やりたいことをやるための圧倒的に突き抜ける原動力、あなたの原動力は何だろうか。是非、『メモの魔力』で答えを導き出して欲しい(と砂糖先生は思う)。

最近では、「好きなことハラスメント」というワードまである。この言葉に対して前田さんは優しく、「最初から好きなことなんて見つからないから、と僕は思う」と言った。だからこそ、「自分と向き合って欲しい」と。幼少期や小学生の頃に楽しかったことを思い出し、「何で楽しかったんだろう?」と内省して突き詰めていくことで、好きなことがようやく見つかるといった導き方である。
ちなみに、砂糖先生が最近怒涛におすすすめしている本、『苦しかったときの話をしようか』(森岡毅著)(←USJに息を吹き込み見事に復活させた最強マーケター!!)では、『メモの魔力』の1000本ノックや抽象化を実践する中で少し難しいなと感じたら、小学生でもわかるような簡単なやり方を紹介しているので是非手に取って参考にしてみて欲しい。今!今すぐ原液に触れたいです!という方には5分あれば読める下記の無料記事がおすすめ!!

そしてこの難問の最後に、前田さんが成功に導くヒントとなるワードを教えて下さったので皆さんにも共有!前田さん自身、「"成功"という言葉自体、抽象的に言われがちだが、そこに辿り着くには1人1人の勝ち方がある」と言う。
前田さんの場合はトップダウン型。ご本人が例えていたのは、行き先を設定しないカーナビは機能しない、故に目的地に辿り着けないと。カーナビ(人生)に行き先(成功)を設定するからこそ目的地(ゴール)に辿り着く。堀江さんであればその逆であり、単純に楽しいことをやりまくることでそこに辿り着く。お二方を比較するだけでも勝ち方はまったく異なることがわかりますね!
前田さんのトップダウン型については、「成功の絵姿を描く」という名言を頂きました!!よっ!って、言葉はカッコいいんですけど、一体どういう意味...ドゥーユーイーミーン(what do you mean? - Justin Bieber)という方に砂糖先生がリズミカルに教えよう!

「成功の絵姿を思い描く」
例えば、今日こうして前田裕二さんご本人が自分自身がステージに立ち、数百人の前で「成功って何ですか?」と問われている姿。この姿を想像することである。成功している時のイメージがわからないとどこにも行けない...成功の絵姿とは、
➡︎成功時のことが、はっきりと具体的に(ビジュアルイメと共に)頭に描けること
(2019/8/13(AM2:14)訂正済)

「絵姿」を「S型」と誤解し、うっかりスーパーマンの「Sは希望を表す印!」とアメコミ大臣が出てしまっていました...!「SUCCESSのS、そして希望とも捉えられるのでオールOK!」とポジティブに繋げるも、正確にインプットして頂きたいので上記太字部分を改めて正式にインプット願います!!I'm sorry...but, I'm Iron man!! what's!?!!

【1】(問3)0から起業する数式「外の市場性×(自分の)中のモチベーション」

当問題は、質問者の質問に前田さんが答えるという形式に沿って答えを導き出します。さ〜あ!みんなで?考えよう!!

前田さんのSHOWROOM起業当初のお話、実際に彼の頭の中では何が起こっていたのか。お分かりの方は挙手願います...(ここぞとばかりに挙手を願う砂糖先生)。知りたいですよね!?先生も知りたい!こちらも前田さんは隅々まで丁寧にわかりやすく教えて下さいました。

0→1で起業する際に、まずは「外を見て作るか」「中を見て作るか」の2つだと選択肢が出てきました。前田さんは後者だと言うのですが、一体どういうことなのか勉強しましょう!!

【起業する際の2つの重要事項】
◆「外を見て作る」=外の市場性を見る
「何でこのビジネスは儲かるのか?」「今、これが流行っているのか?」など、世の中の現象を捉える。尚且つ、世の中の現象を抽象化し自分のビジネスに当てはめる(転用する)。端的に言うならば、市場規模を見据えた上で、自分の事業を起こすということだ。
◆「中を見て作る」=自分の内側(思いやモチベーション)を見る
「自分が絶対に許せないこと、悔しい過去を解消していく」ような内なる思い。前田さんの場合だと、「努力している人、頑張っている人がいるのに報われない人達がいる。そんな人の力の支えになってあげられるようなビジネスを立ち上げたかった」という想いである。

上記の2つをかけ算することで今のSHOWROOMに至ったと言う。

そして、質問者さんは証券会社時代の研究からどのような点を重視していたかを前田さんに問うている。こちらの内容に対するものも絶妙な研究結果だったので共有しよう!(って、それ前田さんの研究NA!!)
前田さんが証券会社で株を勉強して良かったと思ったのは、たくさんの会社の業績を見れたことだと話す。それは2000〜3000社に及ぶ、MBIでも教科書で勉強しても知り得ない、現実社会で起きている「現象」を知れたこと。株の会社に入らずとも、そのヒントなるものは世の中の業績(株等々)に限らず、「なんでタピオカ流行ってんだろうな?」など身近なことでもキャッチできると言い放つ。そのためには、世の中で起きていることを「現象」として捉えて「抽象化」していく姿勢が大切であると。その中で、「これは一生かけてでもやりたい!」と思えることが見つかったのならば最高に幸せだと答えた。

そして、最後にはビジネスで成功する人の特徴として、医療など命を取り扱うような専門職でない限り、「良い意味で完璧主義ではない」「雑でもとりあえず出しちゃう」といった傾向にあると言う。前田さんの周囲を見渡すだけでもただならぬ人物が集結しているため、これは彼自身でないとわからない特徴だろう。前田さんは、「失敗を恐れないで欲しい」とメッセージを残し第1部のビジネス編の幕を閉じた。
なんとも心強い言葉の数々と、それ話してもうてええのん!?と言わんばかりの起業するための戦略・分析においてのわかりやすく丁寧なお話であった...君は何問目がしっくり解けただろうか?(上から目線で言うが、私は全問回答する未来は見えました!という自信満々のズル回答!!)

【2】(問1)ライブ配信の未来はどうなる?

それではここから第2部ライブ配信編!アメコミ系periscoperとして日本代表するアメコミ大臣 砂糖 塩、ここに降臨...!!
実は、以前SHOWROOM配信に挑戦するも断念してしまった過去があり、今回の第2部にも興味津々であった。更に、ライブ配信に限らず「人気を得るための法則」「自己プロデュース力の磨き方」など様々な分野で輝ける要素満載!いざ、行かん!!

モデレーターは現役ライバーのなおママさんとセリカさん!可愛い...と見とれている間にも問題は手強いぞ〜!!しかし、前田さんは尚優しさで溢れている...(彼の周りはいつもキラキラした「何か」が見える)。

「今後、ライブ配信の未来はどのように盛り上がって行きますか?」という質問に対し、「ライブ配信はようやく黎明期を終えた」と力強くもにこやかに話す前田さん。元は「Ustream」「ニコニコ生放送」から「YouTube」と走ってきたライブ配信、ギフティング(ライブ観覧者から配信者への投げ銭)がうまく稼働し始めたのはここ5年程の話だと言う。
確かに私、大学生の頃ちょいちょい電波や画面止まりながらも拙い画質でUstreamで音楽流している人のを必死に聴いていたな...と思い出した。停止したらしたで、もどかしいながらも頭を働かせて勝手に想像して音楽の波を感じていた...
しかし、今や2000〜3000人がオフラインでも箱を埋める程、現在ではライバーの人気は上昇していると言う。この牽引となったのがSHOWROOMであり(SRの軌跡についても『人生の勝算』で詳しく綴られている)、今後はマスメディアの世界に正体を変えていくだろうと未来を語った。

【2】(問2)人気を得るための三法則

現役ライバーであるお二方から、「どういう配信者が伸びますか?」と率直な質問ここにあり。こちら、前田さんの回答はライバーに限らず様々な分野でまさに転用!できるので要チェック!!

【人気ライバーの三法則】
①熱の大きさ(本当にその熱があるかどうか)
②客観視できていること
③ストーリーがあること

「ライブ配信はSNSの中でも一番嘘がバレる」とライバーには胸に刺さる快心の一撃!ライブ配信に限らずどの世界でも同じことが言えるが、思いの強さや弱さは伝わると前田さんは言った。モデレーターである現役ライバーの1人が「確かに、今日疲れてる?とか言われます」と頷く。
え、ちょっと待て!はい!はい!アメコミ系periscoperの砂糖大臣も配信中に「眠そうやな」とか「俺も一服しよ...(配信中に息するかのように一服するのは大臣だから!言い訳できるのは大臣なので!ええ!)」とか言われる言われる〜!!その通り、現代のライブ配信では機材の質も上がっていることから表情の細部から音まですべてが鮮明なんですよね。私の場合は熱さえ伝わればOKなのであまり自身の視覚的部分は意識していませんが、常にバックで映画パンフレットやアメコミのおもちゃが映り込んでおります(奴らは勝手に映ってきやがる!)。音であれば紹介したい音楽や熱があふれ出ている時には作品のサントラをそれとなくかけて私もあなたも皆、心地、よ、良い〜!?を醸し出しています。
そのくらいライブ配信は、良くも悪くも配信者の本心が映ります。オフライン以上に画面一つにライバーも観覧者側も意識が集中する。ああ、最近アメコミ大臣はperiscope上でラジオなんかもやってみました。声だけで「あああああ!」「あーああ〜!!」と叫び音のボリュームが画面上で計測されるのをみんなで!?楽しんでいます!?(今度、オールナイト砂糖でもやろうかしら...)

次に、大切なのが「客観視」。これは本当、どの世界でも大切ですよね(もち!アベンジャーズの世界でも物語っていたさ!!)。
自分とファンの距離感を客観視できているか、希少性を作るのであれば観る側の目で見れるかどうか。この2つを解くための数式をまたもや教えて頂きました!

【人気ライバーの数式】
「ファンの数を増やして行く」×「コンテンツのパワーを上げる」
(※「人気」と「実力」を切り分ける)

念の為言いますね。太字の注部分、重要ですよ!!
多くの配信者はファンの数を増やして行くことによってコミュニケーションが増えていき、コンテンツのパワーが下がることに気づかない」と日本を代表するライブ配信会社であるSHOWROOM社長、前田さんは言う。ファンが増えることやコミュニケーションが生まれることは良しと思うものの、一方では「麻薬」だと。「人気という麻薬」に気を取られて実力を忘れがち問題。実際、人気がなくとも実力のある人だって沢山いるのだ。その中でも希少性をあげて突き抜けるためには、上記に記した数式の2つを行ったり来たりすることで最大のパワーを発揮すると言う。プロのコンテンツとは、ずっと突き進むのではなく、客観的に見れているかどうかだと。

そして最後にストーリーがあること。こちらに関してはSHOWROOMでも有名な『朝5時半の女』ことAKB48大西桃香さんの記事をご覧あれ。

前田さんはこのストーリーに対して、「人に伝えたくなるような人になれるかどうか」ということを強調していた。ライブ配信であれば、「何故発信しているのか?」や、「配信者が努力している理由をファンが知っていること」その人物のストーリーがあることは最強の引き寄せの法則であると言う。

【2】(問3)成功している人の頻出最強ワード、「仮説」が自己プロデュース力研鑽の必須アイテム

「成功するための自己プロデュース力の磨き方は?」という問いに対して、「2つあって...」と切り返す前田さん。ここでご本人が顔を赤らめて、「あの、2つあってって言ってから実は考えてるんですけど...(笑)」とご自身で毎度回答するたびに2つ掲げることに笑っていました。あはは...meccha, kawaii yan!?!!
本題に戻ってその2つを紹介しましょう!!

【自己プロデュース力を磨く必須事項】
①自分で分析する能力
②「仮」の「説明」=「仮説」(こうするとこうなるだろうという仮説)

1つ目は、自分で分析する能力、これは文字通り自分の魅力、数値から自身のポジションや強みを客観的に分析する能力のことだ。
2つ目は、成功する人の頭に常在住している「仮説」である。またもやお会いしましたね!?と言わんばかりに「仮説さん」は様々な起業家や成功者の著書にも出てくるのだ。2ちゃんねる開設者のひろゆき氏も大の仮説好きとして有名ですね。何なら身近に転がる事象のあらゆる仮説をこれでもか!かめはめ波!?ってくらいに打ち出しているので「仮説さん」と出会ったことの無い方は面白くすらすら読めるので『無敵の思考』(ひろゆき著)に触れてみるのもおすすめです。
さて、前田さんも含め何故ここまで「仮説さん」は有名なのか!?について、前田さんは恐ろしいほどわかりやすく教えてくれました。仮説とは、未来を想像できる力。未来の想像とセットで行動を起こさなければ、物事が上手くいった時に、後に上手くいった時のことを再現できない。一方で、失敗した時も、先に「仮説」と捉えておかなければ次に失敗する確率を下げられない事態となる。故に、仮説とは以下のようにまとめられる。

「仮説」=未来を想像できる力
故に失敗する確率を下げることができる(=成功する確率を上げる方法)

この仮説の部分についても、前田さんが小学生の頃にギターで弾き語りをしてお金を稼いだストーリーの中で数々の「仮説さん」が登場するので、こちらも『人生の勝算』を是非読んで欲しい。何の意識もなく行動していたら、「何でかな..ま、いいや」で終わってしまい次に活かせる要素も知らないまま零れ落ちていた...なんてことも!!そんなのmottainai..oh...

前田裕二さんに質問、「学校を卒業して、デザイナーの道と就職の道で悩んでいます。問題は「お金」という現実的な部分の不安です。」

皆さんお待ちかねの質問ターーイム!!ここぞとばかりに素敵な質問が来ましたね!こちらの質問内容は学生さんからだったのですが、「好きなことやりたい!」と思っている方の抱える不安ナンバーワンに輝く不安ではないでしょうか!?(yeeeeeeeees!!!!!)

前田さんはこちらの質問者の不安に対してまず第一声、「わかる。」と心からの共感を示しました。そこで「2つ」並べるので有名な!?前田さん、今回もグレイテストな2つを並べていたので、当てはまる方は自分がどちらの考えなのかを意識しながら読み進めてみましょう!!

【質問:あなたはどっち?】
1. 絵を描きながらご飯を食べていける世界が理想
2. ご飯を食べるというよりは自分の絵を通じた自己表現が世の中に認められることの方が重要

悩ましい質問!質問者さんは、後者を選びました!!
「生きていられればそれで良いので後者、しかし、自己投資のためのお金は必要」と...!今の学生さんの考え方には本当に感心してしまいますね。

そして前田さんからは突然、写真家であり今や映画監督も務める蜷川実花さんのお話が。最近、蜷川実花さんの映画『Dinner(ダイナー)』を観た前田さん。(きっと劇場でたくさんのメモを取っていたのだろうな...と想像)
蜷川実花さんといえば写真を始めに沢尻エリカ主演の『ヘルタースケルター』など描写が色鮮やかで斬新、そして何より美しい作品が多い印象です。そんな蜷川さんに、前田さんは「どうして室内なのに花びらが舞っているんですか?」と質問したそう。すると彼女は、「理屈上おかしいけど、自分のやりたい表現がこれだから良いの」というようなことを仰ったと言う。

この話、何が言いたいかというと、「理屈上おかしいけど、自分のやりたい表現がこれだから良いの」ここに至るまでに商業ベースに乗せたことが大事だと言いたいのだ。イラストやアートはついつい商業ベースに乗る前に「オリジナルの私(自分)」をやってしまう傾向にあると言う。そして、現実問題、「オリジナルの自分」が見出される可能性はとても低いのだ。その現実を逆転する武器が「世の中が何を求めているか分析して当てに行く」ことであると。商業ベースに乗せてからオリジナルの表現に持っていくという打開策を提案した。これには会場の皆さんも圧倒された様子でした。前田さんが仰るように、商業ベースに乗っていない人がだめだとかそういうことではなく、あくまでもオリジナルの自分を出してそこにお金が発生することを考えるのであれば、まずは商業ベースに乗ることが超重要事項ではないか!と砂糖先生もとても勉強になりました。

おわりたくない、「おわりに」

前田さんの授業は以上で終了です!学びに学ぶ要素がここぞとばかりに溢れていたので、私も溢れんばかりの記事を書かせて頂きました!!
本記事が少しでもお役に立てれば3150!!!!!(最高)です!

今回、素敵すぎる本イベントを主催されたのはこのたび無理を言って記事を書かせて下さった株式会社KANSAIPRESS様、並びに株式会社リンクス様でした!
そして司会者は、なんと!元お笑い芸人のナカミチさん!!時間がおしていた中、明るく笑いも取りながらスマートに進行を進めていらっしゃり、こちらもまた勉強になりました。ご本人も前田さんと直でお話された感想を記事にしています!!

本来ならば、砂糖先生の終礼と共に終わる予感...でしたが!!今回は参加者の方々のツイートからどれほど本講演が力になったかを厳選し一挙公開!前田裕二さんが会場へ最後に述べた宝物のような一言も掲載しているので、Twitterのタイムラインを流す感覚でご覧あれ!!
最後に、前田裕二さん、メモの魔力を一層強め輝きを増すお話をありがとうございました!!そして何より、本長編記事を最後まで読み切って下さった読者の方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

<特別付録:メモの魔力を強めるための参考書>

記事中にもご紹介した前田裕二さんの初の著書となる『人生の勝算』があまりにもメモの魔力を引き立たせる1冊間違いなしの必読本なので、少し綴らせて下さい。こんなに長編やのにまだ読ませるか!?おこ!って方も、おこ!のまま読み切るのだよ...砂糖先生からの一生の(一度とは言うてへん)お願いです。

 この本を書こうと思ったのは、今、不幸や苦境に直面していたり、自分から見える景色が真っ暗だ、という人に、ほんの少しでも頑張る勇気を持ってもらいたかったからです。
 人生というドラマの中ではしばしば、自らではコントロール不能な何らかの外部要因が、一見打ち手のなさそうな試練を与えてきます。そこで、決して、運命に屈して欲しくない。突如立ちはだかる壁やハンディキャップは、後天的な努力によって必ず乗り越えられる。世間との競争にとらわれずに、他でもない、自分の運命と真剣勝負で向き合ってほしい。人ではなく、運命に負けないでほしい。
 そんな思いで、この本を書くことを決めました。僕自身がSHOWROOMという事業を立ち上げるまでの、すったもんだの奮闘ストーリーを具体的にお伝えすることで、逆境の乗り越え方を少しでもイメージしてもらえたらと思っています。
(前田裕二著『人生の勝算』(幻冬舎)プロローグより一部抜粋)

前田さんご自身が、どうしてこんなにもメモを取るようになったのか、メモを書籍にし、ここまで拘ってまで皆さんに届けようと思ったのか、その真髄が明かされています。ビジネス書ではなく、前田裕二という1人の物語であり、その物語はあなた自身でもあるということを綴っています。
(砂糖先生から強力参考書のご紹介でした!最後の最後まで、読み切ったあなたに拍手!ありがとうございました!!)

【『人生の勝算』AmazonPrime会員はPrimereadingで0円で読めます!!

私は手元に欲しくていずれも所持してます...照
「人類皆、アマプラ会員ちゃうねん!」と嘆いているそこのあなた、大丈夫。砂糖先生は図書館でもチェック済み!図書館にありますよ、現代の図書館はオンライン取り寄せも可能なので、本買うお金が...という方はお近くで探してみてくださいね!そのぐらい読んで頂きたい1冊です。

【前田裕二さんの人生を変えた10冊】

【8月12日(月)今夜22時から!前田裕二、しゃべくり007登場!!】


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