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思い出から離れる日が近づいてきました

たったの1年だと、考えていました
東京で暮らし始めて1年、そして、あと1ヶ月でここから引越しです

さっきまで祖母と母が遊びにきていました

祖母からしたら、最初で最後の東京
居る時は特に何も思わず、帰ってしまってから思う、この虚しさはなんでしょうね
特に噛み締めもせず、その場を楽しんでたの、これが幸せなんでしょうね

帰ってしまってから、今はない景色を思い出して浸っています

この部屋はもうあと1ヶ月もしたら、空っぽになっているんですね

たったの一年なんて思っていたけれど、ここで過ごした家族の時間を思い出します
意外と、濃い時間を過ごしていたなって

でも成長するために、今まで通りにはいかない
自分のやりたいに、足枷になるものから離れること
誰かの願望よりも自分の気持ちを大切にすること
経験からしか、見えてこないもので溢れていること、それを感じること、見ること

この引越しは、自分の好奇心を、目標を、叶えるための一歩
ここで過ごした1年が、数年後の伏線になっているんですよね

数年後、自分がなんでこんなに成長できたんだろうって考えた時、この1年があったからだって思えたり、この引っ越しがキッカケで、数年後、私は願いを叶えているんです、きっと

ああそれにしても、引っ越ししたら家族は私の生活圏内に入れないし、これまでのように母の料理は食べられなし、お泊まりもできない

母の言う寂しいの意味も、わかります

新しい思い出を作るのは簡単なのに、思い出の場所から離れるとなるとどうしてこうも感情が揺さぶられるんでしょうね

感情が揺さぶられる時、自分の大事にしている価値観がわかるって尊敬している人が言っていました

私の価値観を占めるのは、物ではなく人だというのはわかります。
なので、これまで大切にしていた人との関わり方が変わることで、気持ちが不安定になるんだと思います。

でも自分の気持ちも大切
分からないけど何か得られるかもしれないと思う方に今は行きたいです
まだ保守的になるには早いかなって
じゃないと、あとで後悔しそうで


長く繋がれる関係性を築ける人
ギバー精神の人が周りに多いこと
和の心と好奇心をもち、自由人であること

そんな自分で在りたいです

おばあちゃんになって懐かしんだ時、幸せに浸れるように
胸がギュッとなる、もう戻れない儚い日々だったと思えるように、今に、しばらくの間一生懸命になろうと思います。

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