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"ラストワン"

今や国民的アーティストとなった、
BUMP OF CHICKEN。

四半世紀ほど生きてきて、
一番お世話になっているアーティストをのことを書く時が来た。
全ての曲において想いと思い出がありすぎて
もはや一種のトラウマなので、
普段彼らの話題はほとんどしない。

("僕の見たビートルズはTVの中"で触れた、
変わろうとしている、もしくは変わったアーティストはBUMP OF CHICKENのこと。
考え方が変わったとしても、良さは変わらない。
"昔の方がよかった"という言葉は、アーティストを殺します)

一発目は何がいいかなと、
久しぶりに色々拝聴した。

溢れ出る、心の記憶。
溢れ出る、心の病み。

病んでいた頃、大変お世話になったので
色々思い出してしまう。
今でこそ幅広く聴いているが、
高校時代までBUMP OF CHICKENか、BOOM BOOM SATELLITESか、斉藤和義の3択しかなかった。
とても偏ってる(笑)

そして、一発目に選んだ曲は、
5年前のアルバム"RAY"の"ラストワン"

"RAY"から、藤くんは前向きになった。
否、変わろうとしている。
"ラストワン"はまさに"変化"を曲にしている。

きっと 何度でもなんて無理なんだ
変われるのは一度だけ
鏡の中の人に 好きになってもらえるように
笑ってもらえなくてもいい
笑えるようになれたらいい
嫌いな自分と一緒に
世界まで嫌わないように

"どの辺が前向きなのか"と問われそうだが、
BUMP OF CHICKENを長年聴いていると、
"藤くんが、自分に好かれるよう努力を...?!"
と、大変驚く。

動こうとしない理由並べて
誰に伝えたらどうなるの
周りと比べてどうのじゃない
解っているんだ そんな事は

"解っているんだ そんな事は"のあとに
"うわああ"という藤くんの叫びが入っていて、
初めて聴いた日、吹き出したのを覚えている。

どれだけ傷付いたって誰にも関係ない事
鏡の中の人とだけ二人で持っていける
何でちゃんとお腹が減るの
何のために息は続くの
明日もきっと生きているよ
誰にも関係ないままで
変わらないままの人と
鏡の前で向き合えるように
そう変わるんだ 一度だけ変わるんだ
そう変わるんだ

"変われなくたって、
せめて自分とは向き合えるようになりたい"
そういう時期は誰にだってある。

変わることが良いこととは限らないし、
藤くんはできればそのままの方が...。
というのが本音ではあるけれど、
変わってしまっても、
藤くんであることに変わりはない。

ちなみに、この曲LIVEでは
観客一体型の"音ゲー"になります(笑)

ラストワンから早5年
BUMP OF CHICKENの現在はというと、
それほど変わっていないと思う。

"変わった"と感じる"違和感"
それって時代の流れなのではないかと思う。
パラパラが流行った時期をよく思い出してほしい。
色んなアーティストが踊れる曲を出したし、
あの名探偵だって、オープニングでパラパラを踊っているんだ(やめてさしあげろ)

変わったことといえば、
メディアに露出するようになったこと、
LIVEを頻繁にやるようになったこと。
彼らの中で何があったのかはわからないけれど、
ファンとしてはどれも嬉しいこと。

日産スタジアムで
"7万人と7万回の握手がしたい"と言い、
ファンとの繋がりを大事にするBUMP OF CHICKENとは
これからも"イヤホン"を通して繋がっていたいし、
しおぎは今日も元気に"藤の病"です。

#BUMPOFCHICKEN #ラストワン
#音楽 #趣味

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