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英彦山や山伏を愛する皆さんへの提案!

九州エンパワーメント研究会で、昨年、福岡市内や添田町で、みなさんと議論しました。そのまとめです(FBから移植)。

英彦山や山伏を愛するみなさんへ提案!
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英彦山添田山伏化計画
〜英彦山の力を再発見!山伏のまち添田をめざして〜
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英彦山は、修験道の霊山として、絶大な歴史の蓄積を誇っています。
最盛期、九州・西日本全体からたくさんの人々の思いを集めた力の根本は英彦山にあり、それは今も健在でありながら、山の中に眠ってしまっているようです。

その力のベースは大地を割って一列に吹き出した火山の作った特異な地形、そしてそそり立つ岩と厳かな窟。
そしてそこに、多くの山岳修験者が籠り、祈りを積み重ねてきた歴史が加わり、宗派を持たない山岳修験者たちは、山伏というカタチに収斂していったように感じます。

英彦山の山伏世界のパワーを、添田町としても活かしつつ、九州・世界のみんなを元気にするパワーとして、もう一度復活させましょう!

★添田駅山伏化計画
 添田町の中心、添田駅。駅前にポツリと山伏の像が一人立っています。駅前は、町の生活の中心としても、町の玄関としてもポテンシャルがある場所。賑わいともてなしの感じられる場所に。そして、山伏世界の入口としての佇まいを。

*駅の名前を「そえだ山伏駅」に。
 駅の名前は、時刻表や他の駅など様々な場所で使われます。鉄道を利用する人たちが日常的に「そえだ」と「山伏」をセットで目にし、耳にします。同じ線路で繋がった先に山伏の世界があることを伝え、人を呼ぶ最強のツールになります。

*駅前に町の中心となる広場を。
 駅前は、町の人が普段着で集まる広場にしましょう。玄関を明るく楽しくするには、日常的に住む人が使っているのが何より!新時代の旅人は、観光客用のおもてなしでなく、日常生活の中に迎えられるおもてなしを求めています。日常の縁側のような場所に町の人があたりまえに立ち寄り、立ち話が生まれ、夕方には町の農家のみなさんによるマルシェも開かれる、そんな素敵な駅前広場を。

*山伏的世界を感じる仕掛けを。
駅を降りると、そこは山伏的世界の入り口。英彦山結界の北限、岩石山への道や、彦山川に沿う英彦山への道を感じられるように、案内板や道標、英彦山や山伏を感じるオブジェや店舗、英彦山への交通手段案内などを配置。レンタサイクル「山伏サイクル」。

★英彦山への道の山伏化計画
各地の檀家たちは講をつくり代表者が英彦山への道を歩きました。今もひっそりと続いている講もあります。英彦山は、英彦山だけが信仰の対象だったのではなく、伊勢参りやお遍路と同じように、そこに向かう旅路に大きな意味があったのだと思います。
英彦山への道を、山伏的世界に向かう旅路にしましょう。

*道沿いに山伏を感じるオブジェ
車道沿いに、山伏の像や英彦山面、案山子を配置。

*道の駅歓遊舎ひこさん
道の駅山伏ひこさんに改称。英彦山面や山伏の法具、松会の柱松などで山伏世界を表現。山伏にちなむ食べ物を提供。

*道沿いの小さな拠点をつなぐ
彦山川を遊べるところ、神社、カフェ、こんにゃく屋さんなどに、山伏世界のアイコンとなるマークなどを表示。そえだ山伏駅で配布するスタンプ帳やアプリでスタンプラリー。彦山川沿いに、歩いて楽しい歩道やサイクリングロードの整備。

★英彦山参道再山伏化計画
英彦山の参道は、両側に山伏の坊が連なっていたところ。もう一度、いろんな山伏的なものが軒を連ねる場所に。参道だけでなく、山内各所の坊の跡地も復元、利用。

*山伏インキュ坊ート
坊の跡地の所有者の協力を得て、山伏的世界観を現代に生かす事業にチャレンジする人・企業を募集、廉価に場所や建物を提供。

*山伏野宿場
山伏的世界を味わいたい旅人に、スペースマーケットなどのマッチングサイトなどを通じて、坊の跡地をテント場として提供。

*参道を使った山伏的イベントを多発
参道駆け上り大会のような各種イベントを通じて参道を再山伏化。一本歯ゲタで駆け上る「山伏のゲタレース」、参道沿いに募集したアート展示を行う「ワタシが考える山伏展」のおほか、「英彦山霊水の参道流しそうめん」「山伏なりきり撮影会」「一日山伏体験」「祠窟峯三十三箇所巡り」「英彦山絵本づくりWS」 など

★英彦山を愛する人々山伏化計画
山伏的世界の魅力に気づいている人たちがつながり、力を出し合って英彦山の魅力を発掘し、楽しみ、伝えていく。
*FBグループでコミュニティ化
*イベントのほか、英彦山の絵本や映像、記念品や特産品開発など、プロジェクトが生まれるプラットフォームに。

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おわりに
英彦山を愛する人はたくさんいます。愛し方が人それぞれに違うのも、教義を持つ宗教にならなかった山伏的世界の魅力。みんなのそれぞれの想いをあわせて、新しい英彦山、添田町にしていければすてきだなあ、と思います。
賛同いただける方の声を待ってます!

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