ちびまる子ちゃん

さくらももこの訃報をこんなに早く聞くことになるとは思いませんでした。

ちびまる子ちゃんのアニメが始まったとき、私は小学校3年生でした。まさにまるちゃんと同級生だった我々の世代はまるちゃんの口癖の「あたしゃ~だよ。」を多用しては親や教師に注意され、顔にたて線の入ったイラストを教科書の隅に描き、ヘタウマ礼賛してその時代を過ごしました。

さくらももこの文調が好きだった私は、ちびまる子ちゃんファンからさくらももこファンになり、エッセイ集の出版を心待ちにして繰り返し読みました。のちにさくらももこ編集長の「富士山」という雑誌風の本も購入したし、MOEという雑誌で特集が組まれたときには予約までして購入しました。

いつかは原画を手に入れたい。できれば曼荼羅風のもの。と思っていましたが、これからは値段が高騰しそう。

サザエさんの作者が亡くなっても、相変わらず磯野家がば慌ただしく過ごしているように、さくらももこが亡くなっても、日曜の夜はさくら家の日常を日本中が見守るでしょう。そう考えると、さくらももこの存在の大きさをつくづく感じます。
普通の人のように見えるけど、普通でない人、それがさくらももこという人だったのだなぁと、改めて思うのです。

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