見出し画像

世阿弥、内村鑑三から詩人・茨木のり子さんのことばまで、美術・文芸評論の泰斗・粟津則雄さんによる185の詞華集『日本人のことば』にある石川啄木の評。「現在の若い諸君の場合はどうか知らないが、ある年齢以上の人間なら、まずたいてい、啄木の歌といえば直ちに何首かが口をついて出て来るだろう。短歌や文学に特に関心があるわけではない者においてもそうである。それというのも、彼の歌の、どうにも抵抗のしようのない独特の強い感染力のせいである。」(45p)今日のsiomemo798で紹介した詩人・桑原滝弥さんも感染力、ありそうです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?