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for serendipity1004「先駆的思想の運命はしばしば悲劇的である」

伊藤信吉著『ユートピア紀行』(1973)、part1「有島武郎『カインの末裔』の土地 狩太共生農団紀行」より。「先駆的思想」とは作家・有島武郎が現在のニセコ(旧狩太村)でおこなった大正11年(1922)の農場解放を指します。武者小路実篤の「新しき村」(大正7~)も当時にあっては先駆的思想で、二人は思想警察にマークされていたのですね。


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