for serendipity986「武士道にキリスト教を接ぎ木する」
若松英輔さんの『内村鑑三~悲しみの使徒』(2018)より。
キリスト教が大きな影響力をもった欧米において、その真髄は「亡びつつある」というのが内村の実感だった。一方、「武士道そのものに日本国を救う能力はない」、だか「武士道の台木に基督教を接いだもの、そのものは世界最善の産物であって、これに日本国のみならず全世界を救うの能力がある」(10p)
「武士道にキリスト教を接ぎ木する」という発想に学びつつ、僕(塩見直紀)なら、何と何の接ぎ木がいいかと構想するか。
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