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ファッション誌で見る女性の価値観の変化

去年くらいから女性誌を見ていて「あれ?」と思うことが何度かありました。

若い女性向けファッション誌の特集ってこんなだったっけ?と。

数年前まで表紙にドーンと書かれていたのは「冬の大人モテニット特集」とか「今年の春は自分史上最高のかわいさになる!」みたいに、ファッション! 恋愛! という感じだったのに、最近はなんだか少し違うんです。


例えば、2019年12月のJJの特集。

「私たちの明日を変える53人」という特集で、女子高生起業家として話題になった椎木里佳さんや、newszeroにも出演している辻愛沙子さん、他にもインフルエンサーやアイドルなど、自分の考えや活動を発信していたり、若くして自立したイメージの方が多く取り上げられていました。

JJと言えば10代後半から20代前半くらいをターゲットにしたファッション誌です。


また、11月のWithの特集がこちら↓

「半径3メートルの自分アップデート、始めよう」

WithはJJよりは大人向けですが、それでも20代をメインターゲットとした雑誌。

そして2020年3月号の各雑誌を見ても

「2020年版 自分磨きの教科書」「"好き"を仕事にするって幸せ」

などの特集が並んでいたんです。


こういう変化を見ていると女性の働き方が変わったりただ共働きが増えただけではなく、女性の仕事に対する意識もどんどん変わってきていて、自分の仕事にやりがいを求めていたり、個の力を活かせる場所を探している女性が多いことがよくわかります。

しかも10代の若い人たちが読む雑誌までそういった特集をしているわけですから、すごい変化ですよね。

私が子供の頃は結婚したら主婦になる女性が多かったし、働くにしても仕事にそこまで自分の居場所を求めている女性って周りにあまりいませんでした。

私自身、そういう価値観の中で生きてきて思ったのは、「もっと自分にできることを作っておけばよかった」ということ。


仕事に誇りを持てたり好きな自分でいるためにも、何か一つでも「できること」を作っておけばよかったなと大人になってすごく感じました。

働き方が多様化した今の時代、自分に何か一つでもできることがあるだけで自分らしい働き方がしやすくなります。

今それがある人はさらに伸ばせるといいですし、今ないのであればこれから作っても全然遅くないです。

この波に乗って「なりたい自分」や「好きでいられる自分」をどんどん叶えていきたいですね。

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