ぼくのかんがえたさいつよのこうげき


■まずは攻撃時の新フォメ表記のご提案

昨今のサイド幅担当はWGだったりSBだったり様々で、従来の4-2-3-1などポジションラインごとの数字だけではどの位置がサイドに位置するのかわからない。
ということで幅担当がどこの高さにいるのかを表記できた方が良いかなと思いついたのがこれ。
センター(ハーフスペース含む)を数字にしてサイドをLとRでそれぞれの高さに記載。


例 『2-2R-3-1L』

『2-2R/3-1L』 のように出し手と受け手でスラッシュで分けても良いかもしれない。
中がいない『0LR』もあり得るし、『2LR-3LR』のようにサイドに2人ずついることもあり得る。
(この新フォメ表記なら、ビルドアップ、前進、崩し、で使い分けることもやりやすい?)
(ハーフスペースを小文字lrで表記することも考えたけど、キリがないからやめた)

どうでしょう?


■本題

先日のアーセナルがリバプール戦でやっていた『2-2-2LR-2』のように、後センター4+前センター4でサイド担当がSBとWG(SH)の間にポジション取るビルドアップ強いよね、というお話。

サイドが上がり過ぎないことと、前4ユニットが連携できる距離感にいることがポイント。
こういう配置だと守備側は誰がどこに奪いに行くかの判断がすごく難しいし、攻撃側も前線の選手が孤立することがないので「縦パス入れてもそのあと続かない」みたいなことがなくなる。

4-4-2守備でも


5ー4ー1守備でも

やっぱり対応は簡単にはできない。

また、前後それぞれのユニットはボックス型じゃなくダイヤ型でも良い。
後ユニットがダイヤ(3-1)はコンテが使っていた印象が強い。


直近のクラシコでバルサ(図では白)がレアル(図では黒)に前半やっていたのも、ちょっと強引だけど似たような形。


レアルは後半マンマーク気味にはめるという荒技でなんとかしてたけど、それは選手クオリティがあってこそ。



■強い気がしてきたけど

これをやるには、
①サイドレーンのポジショニングと判断に優れているSB
②前4人が狭い中での距離感が近い連携でも強さを発揮できる選手
③そもそも全員(特に後ユニット)がその数的優位と位置的優位を認知できてそこを使える選手
などの条件が必要かも。

でも③は「ここにボールがあって相手が奪いに来ているときはここかここが空く」ってパターンで教えこめば大丈夫かな?
②なんかは日本の選手たちは得意そう。

「チームにWG的な選手がいない」
「前線が小柄だから細かい展開で崩したい」
「いつも前線の人数が少なくて前線に預けても先がない」
みたいなチームにはオススメか?
リバプールみたいに前3人が強ければ前に4人も必要ないんだけど、やっぱり4人で連携できるって強い。


というわけで、個人的に好きな攻撃の紹介でした。


…あなたならどう守る?


終わり


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