ボイトレあるある1

ボイトレ通ったら歌が下手になった、思うように歌えなくなった、歌がつまらなくなった

ボイトレ経験のある方が、体験レッスンでよくお話されます。
ボイトレあるある!の1つだと思います。

上手くなりたくてボイトレはじめたのに、なぜより悩み苦しんでしまうのでしょうか?

もちろん、成長過程で壁にぶつかって苦しいという状況も考えられます。

が、ほとんどの場合は、教わった発声を歌に取り込もうと

発声のことばかり考えて歌っている

からだと思います。

運動で例えるなら…
発声=筋トレ
歌=野球、サッカー

の位置付けだと思います!
野球やサッカーをするときに、”昨日の筋トレで鍛えたあそこの筋肉を意識して…”と望む人はほとんどいないと思います。
“勝ちたい”“ヒット打ちたい”“シュート決めたい”の気持ちがメインだと思いますし、フォームを意識することはあっても筋トレのことを最重視する方はあまりいないのではないでしょつか?

教わったばかりの発声のアドバイスで頭がいっぱいになり、歌に活かそうとして上手くいかなくて悩んでしまっている状況。

最初に脱力やリラックスを指摘されて、それを意識してロックのカッコいい曲を歌う。

冷静に考えてみてください。
“夢は叶う”という強い意志を込めた歌詞があった場合に、それを全身脱力、リラックス状態で歌うのは至難の業ではないでしょうか?

逆に力が抜けた“夢は叶う”には聞いてる側には何の説得力もないです。実際歌われているシンガーさんは感情を込めてたくさんのパワーを注ぎ混んでいるから聞いている側の心が動く!

私個人の見解では、喉が痛くなったり、声のトラブルがないのであれば、歌は楽しく歌うべき!発声で習ったことは、体に染み付いたある時自然と歌に取り込まれる日が来ます!

(スポーツを例に例えましたが、私自身ほとんどスポーツしない人間なので誤解がありましたら申し訳ありません)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?