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1日を〝仕事一色〟に染めない習慣

面白くて色気のある人は、仕事で疲れたり、ストレスを感じたり、怒りを感じた直後の「快楽探し」がうまい。


「楽しいことはないか?」「気晴らしになることは何か?」とアンテナを立て、必ず楽しみを見つける。「積極的現実逃避の達人」と言っていい。
「疲れていても1日を仕事だけで終えてはダメ」。このことを本能的に察知している。


 彼らは楽しみの発見により、アドレナリンやドーパミンなど〝脳内麻薬物質〟を、いつでも脳内に分泌できる。
 
同じ仕事量をこなし忙しいはずなのに、「よく、こんな店知っているね?」「あのスーパー銭湯行ってきたの?」「どっからそんな楽しい情報得たの?」と感心するような話題を持っている。
 
同じ街を同じように毎日歩いても、彼らの目には「お楽しみどころ」が鮮明に飛び込んでくるのだ。
 
 
楽しみ上手な人は衝動的に動く。彼らは、感じたら動く。それが自分に〝脳内麻薬〟を呼び起こすことを無意識で知っている。

「あ、心がカサカサしてきたな」、そう思った瞬間に行動に出る。面白がることによって、1日をみじめに終わらせない。楽しんでから、よい眠りで1日を終える――。
 
受験勉強のときを思い出してほしい。「勉強しかしていない人」と、「勉強もしっかりしているのに、オシャレも恋愛も上手に挟み込んでいる人」がいたはずだ。それと同じタイプの人だ。
 
ほんの少しでもいい。 10 分でもいいので「楽しみを見つける時間」を1日の中に設けてみる。この一見ムダな習慣で、あなたの顔つきにも表情にも色気が加わるはずだ。
 
楽しい時間を自分で見つけられない人の心は、いつも孤独である。孤独は幸せの最大の敵である。私たちは、この敵に人生を脅かされる危険性と常に直面している。なぜなら、人間は孤独により、簡単に壊れてしまうからだ。
 
楽しい時間を見つける小さな習慣が、自分らしく生きるための大きな力になる。
 
あなたも今日から、この〝愛すべき無駄行動〟に身を投じてみよう。

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