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貧乏経験は「教養」である。

© shionagi

「貧乏なんてできればしたくない」

誰もがそう思います。

貧乏になった瞬間、誰もが自分の人生を疑いはじめます。

「せっかく勉強して学校に入って、学費も払って卒業したのにこれしか稼げない・・・」

「これまでの努力と投資はいったい何だったんだ・・・」

しかし貧乏経験はしておいた方がいいと感じます。

なぜいいのでしょうか?

それはリッチになったときに“ブレないため”です。

トラウマになるような貧乏経験が脳裏に刻まれることで、湯水のようにお金を使えない臆病な性格になれることができます。

無駄遣いが減り、健全にお金を使うことができます。

貧乏経験は節約のくすりになるのです。

さらにもうひとつ。

貧乏経験があればこそ、かけだしの若者も微笑ましく眺めることができます。

「小汚い若造め!」なんてバカにすることもありません。

「自分もそうだったなあ・・なつかしいなあ・・この若者を応援してあげたいなあ~」

貧乏は偉くはないが“教養”だと思います。

貧乏を知らないということは非常識でもあります。

すなわち世間知らずということ。

世の中にはたくさんの貧乏経験者がいます。

そういう気持ちを知らずして、仕事も、恋愛も、交友も、すべてうまくいくはずがないのです。

誰だって親元を離れ、自活すれば最初は必ず貧乏と向き合うことがあります。

自分で稼いだお金の中から家賃、電気、ガス、光熱費、食費を払う。

交際費を出費する。

おしゃれをしたりヘアカットをしたり、たまの旅行、

あるいは結婚式に出席したりすればたちまち金欠になります。

高給の仕事に従事する数パーセントの人を除いては皆、例外なくそうなります。

この「常識」を知らないのは極めて危険なことではないでしょうか。

人がどういう苦労をしてお金を稼ぐかわからない。

すなわち人々の日常の心がわからない人になるということです。

「お金のために生きてるわけじゃない。お金お金言うな」

必死で生活費を稼いでいる人に平気でこのようなことを言いかねません。

ちょっとした一言で人の心が離れてしまい、

哀しい、孤独な金持ち人生を余儀なくされます。

若かりし頃の貧乏伝説はなぜか楽しく、そして笑えるものです。

若かりし頃の貧乏話は不朽の鉄板ネタではありませんか?

絶妙なオチで何十年にもわたって笑いの渦を巻き起こします。

私にも経験があります。

電気が止まったので蝋燭で過ごしたり、

トイレの水が止まってトイレのたびに公園までダッシュ、毎回ピンチを味わったり

腹が減り過ぎて空き地の雑草を茹でて食べたり

一銭も持たずに海に遊びにゆき、砂浜で声をかけた女の子から飲食を恵んでもらったり、

民宿部屋に転がりこみ何日も過ごしたり、

貧乏が導いてくれる人間行動にはドラマが伴います。

貧乏は無駄ではありません。

人生になんとも言えない“愛しい味付け”をしてくれますね。

ときに心のフンドシを締め直してくれたりも!!

頼りがいのある「座右の銘」でもあります。

若人のみなさん!貧乏を思う存分楽しんでください!

潮凪洋介

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