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心躍る感動体験を、 憂鬱への特効薬として常備する

毎日がつまらない――。そんなふうに感じながら過ごすミドルエイジは多いものです。
「世界の先進国が加盟する国際機関OECDの2005年の調査によれば、『ほとんど、もしくはまったく友人や同僚もしくはほかの人々と時間を過ごさない人』の割合は日本の男性では約 17 %(女性は 14 %)で、 21 カ国平均の3倍近い。もちろん調査 21カ国の中ではダントツのトップ」(東洋経済オンライン、2017年4月4日)なのだそう。
 
あなたも代に夢見た未来とは程遠い今を嘆き、「ああ、こんなはずじゃなかったのになあ」とため息をついてはいませんか?
 
一方、仕事を離れた瞬間から、一瞬一瞬を楽しんでいる人たちがいます。彼らにとって、子ども時代の夏休みは、遠い日の思い出ではなく今も続く鮮明な現実」なのです。
 
彼らは、「仕事から離れて楽しむ場所」を思い出した瞬間に、頭の中が「子ども時代の夏休み」に切り替わります。
 
この無邪気な感覚が残っている人と、そうでない人とでは、毎日の精神状態に大きな格差があります。
 
前者は、大人になってからも「楽しかったなあ」「感動したなあ」「よく笑ったなあ」という思い出が脳にたくさん記憶され続け、つでもそれを思い出し、悦に入り、興奮状態になれるのです。
 
記憶の引き出しからカラー映像の思い出を再生して、そこから新しい未来図を描くこともできます。きついときでも、「ああ、また思い出をつくりに遊びに行こう!」と仕事の気持ちを切り替えられます。
 
しかし、「子どもの夏休み感覚」が残っていない人の脳内はその正反対です。
 
ここ数年以内の「楽しい思い出映像」を、「感情の高鳴り」とともに思い出すことができないのです。

それもそのはず、プライベートでの「感動体験」「高揚体験」がほぼなく、
ここ最近の記憶もずっと灰 グレー 色だからです。
 
実際にスマホの中の写真記録も少なく、数少ない写真を眺めても心が躍ることもない・・・・・

あなたはどうですか?
 
脳内の思い出映像がモノクロだとしたら、後悔につながる過ごし方をしてきた証拠です。
 
何のために生きてきたのか?  何のために仕事をがんばってきたのか?
 
社会的な意義はこじつけられるかもしれません。しかしじつは、魂が虚無感に嘆き、「意味がなかった」と泣いてはいませんか?
 
これまで、自分の心に気づいていながら、見て見ぬふりをしてきませんでしたか?
 
その後悔が、ますますあなたを灰色の世界へ追いやってしまいます。
 
子ども時代の夏休み感覚を、この1年で何回感じられるか?
 
これを今後の課題としてみるのはどうでしょう?
 
人生は後悔するためにあるのではありません。

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