テンションの上がらないことに パワーは使わないことの大切さ

気がすすまない飲み会に、ほんの一杯のつもりで付き合ったが最後、気づいたら終電を乗り過ごしタクシー帰り、翌朝はギリギリに起きて重い頭で始業――。
そんな経験があなたにもありませんか?

ハメを外してパーっと遊ぶことも重要だが、生き残りをかけたこの時代に、何かを仕事で成し遂げようと思うなら、その頻度は少し減らしたほうが得策・・・という考えもあります。

もちろん友情を確かめる大切な飲み会や、恋人を探すための飲み会などは週末に思い切り楽しんだほうが良いと感じます。

そういうつき合いにはとことん「お人良し」になるべきだが、要は「平日のどうでも良い深酒、あるいは上司とのつき合い酒を減らすべし」ということです。


脱サラしてウエブ制作を個人事業として営む杉山さんは、家族を抱えて脱サラして7年、大型案件の依頼をいくつも抱え売上を順調に伸ばしています。

なぜ彼が成功しているか? そのカギは「早起き」にあります。

彼のクライアントの中には「深夜に依頼を出す担当者」が多いのです。

時間にして23時頃。

依頼を出して終電で帰宅する人たちです。


依頼者は「こんな夜遅くに依頼して、なんだかプレッシャーを与えているみたいで後ろめたいなあ。テストページの仕上がりはきっと早くて翌日午後一番だろうなあ」と感じています。

ところがクライアントは翌メールを見て驚きます。

前日の夜遅く依頼されたこの案件に関して「昨夜の依頼内容をUPしましたのでテストページを確認ください」のメールが届いているのです。

送信時刻は朝の7時。

「深夜作業を強要してしまっただろうか?」と依頼者は気を揉むのですが・・・

しかし杉山さんは何の無理もなく作業を完了しています。

前日23時に就寝し、翌朝5時に仕事を再開していたのです。

前日の疲労を回復するのに十分な睡眠もとり、朝5時にメールを確認後、冴え渡った朝の頭脳で2時間で作業を終わらせていました。


これがもし朝10時仕事スタートだったら? おそらく仕上がりは昼過ぎ。

早朝作業よりも5時間後となります。

クライアントは仕上がりを待たずに仕事を再開できるので、満足度はかなりのものでした。

「早朝作業習慣のおかげで救われてます。仕事に追われることはないし、夜もしっかり眠れます」と杉山さん。

早朝のロケットスタートは、生きることや仕事に対しての真剣な姿勢が身に付き「信頼の定期預金」を可能にするのです。

人生100年時代「生き方デザイン」研修機関 ライフワーククリエイト協会



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