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4/30〜5/3のお菓子「夏ちかし」

4/30(火)〜5/3(金)ご提供
#夏ちかし
求肥の練切で初夏の訪れを告げるあやめの花を写しました。中はさらりとしたこしあんです。凛と清々しい「静岡・さやまかおり」とご一緒に。

5/2は茶摘みの目安とされる八十八夜、5/6には立夏を迎えます。5/5の端午の節句には菖蒲(しょうぶ)がこの時期の邪気を払うものとしてふんだんに使われるため、菖蒲の節句とも呼ばれます。昔の武家社会で葉の形が剣のようであることや武道を重んじる「尚武」につながるとして、徐々に男の子のすこやかな成長を願う風習として定着しました。

菖蒲の節句に合わせて菖蒲(あやめ)にと思いましたが、菖蒲(しょうぶ)と菖蒲(あやめ)、花菖蒲(はなしょうぶ)、実はすべて別物なのだそう。

◎菖蒲(しょうぶ)
…サトイモ科。5〜7月。葉に精油成分が含まれる。花は薄黄緑色で目立たない。

◎菖蒲(あやめ)
…アヤメ科 5月上旬〜。花弁の中央に網目模様がある。乾いた土地に咲く。

◎花菖蒲(はなしょうぶ)
…アヤメ科 6月頃。花弁の中央は黄色。湿地や水辺、乾いた土地にも咲く。背丈がある。

ついでにもうひとつ。
◎杜若(かきつばた)
…アヤメ科 5月中旬〜下旬。花弁の中央は白色。湿地や水辺に咲く。

「いずれアヤメかカキツバタ」と言われるようにどれも初夏のはじまりにふさわしい花ですね。

ゴールデンウイーク半ばのひとやすみにいかがですか?

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