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ひとりの努力は挫折しやすい。だから、私は「書く仲間」が欲しい。

私は今年のはじめ、いきなり文章が書けなくなりました。もともと、文章がメンタルの影響を受けやすいタイプな上に、その時期はかなり色々な変化が重なっていて大変な時期ではありました。

それにしても、書けないのはマズイ。お金をもらって書いている以上「今月は、ちょっと無しで!」ってわけにもいきません。どんな事情があるにせよ、「こんなにムラがあるようじゃ、プロとは呼べないな…」という危機感を覚えました。

だから、毎日noteを書きはじめました。note内には「毎日、書いている」人が少なからずいて「その人たちのパワーをもらいたい」と思っているからです。

私はとにかく人の影響を受けやすいです。周囲の人が仕事熱心であれば、自分もつられて頑張れます。職場に仕事のグチばかり言う人がいると、それだけで仕事のモチベーションが下がってしまいます。

仕事をしていく以上、自分のモチベーションは自分である程度管理することが必要だと分かってはいても、かなり苦手な分野なようです。

この「影響を受けやすい」という性質は、よくも悪くもついて回ります。

私が「一年間に100冊の新しい本を読む」ということを過去3年間成し遂げられたのは、明らかに「一緒に住んでいた彼が読書家だったから」です。彼と一緒に生活していれば、毎日、本の話題が出るし、休日は本屋と喫茶店に行って本を読むことがルーティーンになっていたので、自然と100冊くらいは読めました。

「こんなにコロコロ変わるのもどうなのよ?」と思うのですが、まあ、半分諦めの境地です。

この「影響の受けやすさ」は、使いようによっては便利なので、積極的に利用しようと思います。つまり、「望ましい環境」を先に作っちゃえばいいのです。

noteを始めたことも、その「望ましい環境づくり」の一つです。noteでフォローしている人が毎日書いていれば「私も頑張ろうかな」と思えます。モチベーションが下がったときには、積極的に本を読んだり、ウェブの文章を読んだりと「なりたい姿」の人の言葉をシャワーのように浴びるようにしています。

大好きな作家が「書けないときでも、必ず机に一定時間向かっていた」と聞けば、「そうか、じゃあ、私も一定時間は必ず机に向おう」と思えます。

私ほど、影響を受けやすい人ばかりじゃないかもしれませんが、みなさんも多少は身に覚えがあるのではないでしょうか。

同じような努力をしている仲間を探したり、励まし合ったりすると、継続しやすい。

逆に足を引っ張るような人の近くにいたり、誘惑の多い場所には行ったりすると、挫折しやすい。環境から受ける影響って、かなり大きいと思います。

もともとは、ひとりぼっちでもコツコツ努力できる人に、憧れていました。孤高の人の努力は美しい。人の目があっても、なくても関係ない。自分は自分。そんなカッコいい人に、なりたかった。でも、私は一人じゃ挫折をしてしまうようです。

だから、私は「書く仲間」が欲しいし、「書き続けている人」をフォローしたい。心が折れそうになったとき「この人も頑張っているから、私もやるか」ってパワーをもらいたい。

これからも、「書き続けている人」とつながりたい。そして、少しずつ自分も「パワーを分けられる」くらいの人になりたいと思っています。

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