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転職日記②

今日は転職して4日目。こちらは帰りの電車内で書く転職日記。

写真は昨日に引き続き、凛とした鳩。背中で語る感じがしてよい、と思わずパチリ。

ここでは転職して驚いたこととか、転職したての頃に何を考えていたかを記しておきたいなと思っています。

私の変化で言うと、仕事から帰ったあとも自宅でぼんやりと「今日、職場であったこと」を思い出すことが多いです。ふとした瞬間に今日の会話とか、仕事を脳内で再生している。

「切り替えができていない証なのかなぁ。健康によろしくない?」という気もするけれど、多少は仕方ないのかもしれない。

変化のあとは大量の情報が一気に入ってくるから処理が追いついてなくて、溢れた情報が脳内に散らばっているからそれを片づけていっているような感覚もある。床にバラバラと落ちているものをホウキではいていっている、というか。そんな感じなのかも。

旅行をすると1日がとてつもなく長く感じる。それは、新しいことが多いからだと聞いたことがある。今もそれと同じで、1日がものすごく長い。一週間前なんて、遠い昔のように感じる。

私のキャパシティは大して広くない。たくさん教わったことも大半が抜け落ちていっているんだろうなぁと思う。なるべく、大事そうなものは拾い上げて復習したり、確認したりするようにしているけれど、さほど頭に入っていないと思う。右から左に流れていく。

まぁ、一度自分の中を通過していることが大事なのかもしれない。もう一度聞いたときに「あ、これ、前にも聞いたっけ?」ってなれば上々。

受験のときに、塾の先生から忘却曲線について教えてもらった。今日学んだことのうちの90%は明日まで残りません、それは短期記憶として処理されて長期記憶には入らないからです。

だから復習は何度もしなければいけない。翌日、一週間後、一ヶ月後に復習をしましょう。繰り返し復習することで、長期記憶になるのです。そんな風に言っていた。

今日、覚えたことの90%は短期記憶として、明日には忘れていってしまう。ポロ、ポロ、ポロ。落ちていく。何なら、もっと引っ掛かりがなくサラサラと流れていく感じだろうか。水のように?それとも、砂のように?

まぁ、でも私の脳に厳しくしたところで、容量がぐいっと増えるわけでも忘却曲線が変わるわけでもない。

「ふむ、ふむ、なるほど」とうなずきながら、本当に大事そうなところだけ脳内でマーカーを引いていく。紙のメモをとったり、PCでブックマークしたりしていく。

がんばっても90%は抜け落ちてしまうのだから、忘れてもよさそうな情報はどんどん流していった方がいいのだと思う。教科書の全文にマーカーを引いたら意味がない。それと同じ。

noteを書いていると、散らかった脳内が少しだけ片づく気がする。忘れることの罪悪感も少し減る。自分と周りに、覚えられないことの言い訳をしているのかもしれない。

今日の仕事はもう終わり。あたりをササッとホウキではいて、きれいにしてから休みましょう。

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