独りだと諦めて前に進もう
と、星野源が紅白で歌っていたこのフレーズにガツンと胸を打たれたのと同時に優しく抱きしめられたような気がした。
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この1年間、友人の突然の死から始まり、一人の時間が増え、人生の中で一番自分と向き合ったと思う。その中でわかったことがまさに星野源が言ってるようなことかもしれない。
「人はみんな孤独である。」
2020年の終わりに私が受け入れたことはそれだった。
「お前がやったんだろ!?潔く早く認めろ!!!」と言われてなんかもうおかしくなっちゃって笑いながら「はははははは!!!そうだよ!!!俺がやったんだよはははは!!」(イメージは藤原竜也)と、とち狂った殺人犯のような気分なのである。
気付いてるんだけど、見て見ぬ振りして、でも本当はそれを選びたくて、でも怖くて、そんなぐるぐると同じ場所をループしてきたけど、
もう、諦めた。
自分の実現したい世界に闘志を燃やす自分と、社会的な安心感を得るために教科書通りに生きようと願う自分に、私は覚悟を持ててなかったんだと気付いた。どっちも欲しいが故に、中途半端に行動して、結局今どっちの自分でもない。
独りだと諦めて前に進もう
だからこの言葉に救われた気がしたんだ。
誰も見てない。誰の声も聞こえない。
見られたかったら私から見せるし、聞かれたかったら私から聞かせる。
そうやって、独りだと諦めたときに、自ら差し出していく強さになる。
きっと、たぶん、それが愛。
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