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タン美のアプリ婚活日記-「今でしょ!」くん。

こんにちは、タン美です。アプリ婚活初心者ながら、とりあえずやってみるべし!とお試しデートに邁進する日々。
だって、会ってみなくちゃわからないもんね。
しかし、本当に会ってみるとわかることってあるわけですよ。
今回は、人生で一番のタイミングで心の中で大声で「今でしょ!」と叫んだお話。あくまで、心の中ですけど。

呼び出されたのは彼のホームエリア

アプリ上でマッチングし、その後LINEも含めてメッセージのやり取りを重ね、めでたくランチと相なったこのお相手、仮にA氏としましょう。
ちょっと年上の40代後半、バツイチ、広告系の会社をご経営とのこと。
出版社に勤務経験のあるタン美とはお仕事の話でも盛り上がれちゃうので、いいかなあと思ったわけです。
タン美は山手線の内側に住んでおりますが、A氏にランチの場所はどうしましょう、と相談したところ、ご指定は「自由が丘」。
いい場所ですよ、はい。よく存じ上げておりますが。
タン美のお家からは近くはありません。
タン美心の声「あんまり配慮ができないんかな、この人。独りよがり?まあ、でもとりあえず出かけるか、ちょっと面倒だけど」
ということで、自由が丘までお出かけした次第です。

いきなりクルマ?

さて、駅のロータリーで、と待ち合わせたタン美とA氏。
LINEで着きましたと連絡したところ
「こっちです」と招かれたのはロータリーに停めたワンボックスカー。
タン美心の声「まじ?クルマ?は?聞いてないし」
だって、そうでしょ。よく知らない相手のクルマに乗るって、、、。
でもわざわざ自由が丘まで出張った挙句に帰るのもねえ。
初めて直接みたA氏の風貌もまあ、人畜無害に見える。
今なら絶対に乗らないと思うけど、この時は「どうにかなるか」と承諾しました。一応タン美、キックボクシング歴2年、クラブマガ歴1年と最低限の身を守る術は持っています。とはいえ、男性と比べると力の差は歴然。
いや、本当に何もなかったからいいけれども。
初対面の人のクルマ乗るって、やめたほうがいいよね。ほんと。
男性もその辺はちゃんと気をつけるべき!

ランチの場所はまあ、OK

結局、A氏のクルマでランチへ。
2つほど選択肢をいただいたと思う。イタリアンを選択し、連れて行っていただきました。
家族連れもいる、気取りすぎない、でもファミレスよりはちゃんとした明るい店内。セレクションとしては悪くないかな、そんな感じのお店。パスタランチセットとピザランチセット、どちらも1350円をそれぞれオーダー。

ただ、ここまでにいくつか引っ掛かりが。
1、離婚したってのに、なんでこんなワンボックスに乗ってるんでしょう
2、わざわざ自由が丘まで来たけど、普通の1350円ランチって、時間と交通費考えると微妙。

ワンボックスは、釣りが趣味だとか、なんとかそんな理由だった気がする。(←正直もう忘れちゃった 笑)
で、自由が丘に呼びつけられたのは、A氏、二子玉川と自由が丘にほとんど生息しているから、みたい。
再度言いますが、いいエリアですよ。嫌いじゃないですよ。
でも、相手にとって便がいいとか悪いとか、ないのかな?
そんなことを考えながら会話とランチは続いたわけです。

心の底からの「今でしょ!!」

会話自体はそれなりに弾んだランチ。
ランチのお味も可も無くなく不可もなく。絶対ここにまた来たい!というほどではないけど、普通に美味しいってことね。
いざ、お会計。
こういうと良くないけどね。
もちろんA氏持ちだと思うわけですよ。
1、初めてのランチ
2、A氏のテリトリーまで遠征しているタン美
3、A氏は年上である

と・は・い・え

「おいくらですか?」
聞きますよ、一応ね。
お財布出すそぶりはするんです、タン美。
お付き合いしている相手とかなら、ちゃんとお金もお支払いします。
でも初めてのランチだしね。高いお店でもないしね。
ここはね、出してくれると100%信じ切っておりました。

そこに、予期せぬ返答が。
「1000円でいいですよ」

ん????

1000円。払うんだね。
で、「いいですよ」なんだね。
これって、「俺が負担する分は気にしなくて" iidesuyo"」ってことだよね。
I owe you 350JPY、ってことよね。

正直、不愉快。まだ割り勘の方が気持ちいいわ。
まあ、仕方ない。それはA氏の価値観だから。
1000円が惜しいわけじゃない。もっと細かく言うと、私、交通費もかけてわざわざ呼びつけられたんですけど(←すでにこう思う時点で相手への気持ちがない。好きな相手のためならもっと遠くても喜んで行っちゃうもんね)

しかし、たかだか1000円取ったことで、めっっっっっっちゃ男を下げたこと、わからないかな?
いや、私との会話がイマイチだったんだな。きっとこの人の中ではNGランチだったんだ。
とか、心のなかでぐるぐる思っていたわけです。
でも本当に心から叫んだのはこの後だった。

A氏「いやー、本当に今日は楽しくて。タン美さんとは話も合うし、ぜひまたご一緒したいなあ。お酒も飲みたいですよね。」
タン美「そうですね。また機会があればぜひー」
A氏「今度は二子玉川とかぜひ。いいお店あるんですよ。お連れしたいなあ、来て下さいよ、おごるんで。」

「おごるんで。」

はい、ここ大事。テストにでます(笑)。
何度もここ、リフレインしました。
そして、出た心の叫び。

「今でしょ!!!!」

1350円のランチさえ払ってくれない人に「おごるんで」、とか言われたくなーい!!
おごるんだったら、このランチだろーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
今でしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

この後、2度とA氏とお会いすることはなかったとさ。
しかし、今考えてもこれ以上ないタイミングの「今でしょ」だったなあ。

男性諸氏の皆様、ちょっとの出費を惜しんではいけませんよー。
まあ、その後が絶対ないわー、と思っているならいいけどねww


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