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RWC2019ニワカの旅03

こんにちは、しおつきです。

リーグワンのこと、いまだに時々トップリーグって言っちゃう。でぃびじょんとか言いづらいったら。

もしもトップリーグのままだったら私の推しチームはまだ存在出来たんじゃないかって、…今でも思うよ。


~RWC2019当日02 ノーサイドを知る~

開場と同時にまずグッズ売り場に向かう。どんなイベントでもまずグッズを買うのは私とエナガのお約束なのだ。
到着した売り場は既に長蛇の列。スタジアムの方から歓声や場内アナウンスが聞こえてた。一時間位並んだけど途中で欲しいものは売り切れるし先頭になる頃には試合始まりそうという判断をして離脱。

エナガと手分けしてフード買って席に着く。お隣は大きな体の金髪おにーちゃん、青い服。私ちょっと緊張。
エナガとどっちを応援する? その時負けてる方で良いんじゃない? とか話しているうちに試合が始まった。

目の前で大きな身体の選手達が右へ左へ小さなボールを追いかけてる。
相変わらずルールは分からない。
トライやキックで入る点数すら分からない。
どっちが強いのかも知らない。
知らないし分からないけど、一つ一つのプレーで周りがわぁと歓声を上げたり隣のおにーちゃんがOh…とガッカリしているのを見て、なになに? 今何があったん? と言う感じで周りの会話に耳をそばだてながら試合を見た。それなりに楽しめた。

ハーフタイムに入った。
周りを見渡すとしましまも今戦ってる国のジャージ着てる人もごっちゃになりながら、あちこちでお互い写真とったり喋ったりしていた。席に着いてる人の色もバラバラだった。敵味方があんまりないんだなって思った。一塁側と三塁側で色が異なる野球場とはだいぶ違う。そう言えば鳴り物応援もチャンテも無いんだ、球場全体でわぁと驚きOhとがっかりする独特な応援ねとプロ野球のそれとの差を感じた。
ちょっと不思議だと思ったわ。

後半になってもよくルールは分からないままだったけど、デカいのに足速いなぁ、タックル痛くないのかなぁなんて見て分かるところを観ながら終わった。試合自体の印象はそれほど残らなかったのが正直なところ(どっちが勝ったかすら覚えてなかったし)。

試合後グッズ売り場でなけなしのグッズを買い、少し遅れてシャトルバス乗り場へ移動する。

(…なにこれ?)


そこで見たものは乗り場に向かって続く長い列に
「ありがと~!」とか
「またねぇ!」とか
「goodbye!」とか言いながら
笑顔で見送り続けるボランティア達と
それに応えて手を振ったりハイタッチをして応える老若男女、そして人種の区別なく、笑顔でそこにいるラグビーファンの群れだった。
さっきまで試合で対決していたのに、もうその雰囲気はなかった。負けてガッカリしてる人もいるだろうに、ここにあるのはただ、
「ラグビー楽しかったね」
という空気感だけだった。

(いいなぁ…ラグビーの人達って)

なぜかふとそういう感情を抱いた。


ここから少し、私とラグビーが繋がり始める。



そのきっかけはこの試合の帰り道に見たこの光景。

選手でも試合でもない、
ラグビーファンの人達とボランティアさんの
楽しそうな姿。


テレビで中継してるRWC2019の試合、見てみようかなって思った。


球場メシ=たこ焼き

ここまでお読みいただき
ありがトマト。