友人とは

突然ですが今入院しています。

でも大丈夫。どこか病気をしたわけではないです。
腹の中にいるお嬢さんがまだ出てこないように
安静にしているための入院なのです。

3月1日に赤ちゃんと子宮の入口までの長さが
短くなっていると診断され即入院。
そのまま24時間点滴につながれ寝ている状況です。
中に居るお嬢さんは至って元気。元気すぎて眠れないほどです。

しっかしまぁ・・・暇です。
なにしろ暇です。

入院前は1歳10ヵ月の息子を一日中追いかけ回して
ミラクルスピードで時間が過ぎていく日々だったのがうそのよう。(だからこそこの状況になったわけですが・・・)

産前最後のゆっくりする時間だと自分に言い聞かせていますが、こんなにも暇な事は初めてなのでなかなか慣れないものですね。

そして暇になるといろいろな事が頭に浮かんできます。
過去の嫌な思い出だったり、夫のことだったり、息子のことだったり、友人の事だったり、チョコバナナパフェのことだったり・・・

そこで今回は友人について、自分の頭の中を整理する意味も込めてちょっと書いてみようかと思います。
長文になりそうなので、お暇な時にでも見てみて下さい。

最近、ある友人に対しちょっと合わないな・・・
と思うことが増え距離を置きました。
元々今住んでいる場所が遠いので物理的な距離を置くというよりかは心の距離を置いたという感覚です。
多分相手は気付いていないと思います。

やはり見なくて良くなったぶん、ちょっと気持ちが落ち着きました。ただ気持ちの良いものではありませんが。複雑ですね。

ところで大人になって、友人ってどうやって作るんだっけ?と思うようになりました。
それまではたまたまクラス・学校が一緒だったというだけで友人が出来ていました。
一緒の環境で一緒の時間を過ごすだけでよかったのです。
そして友人の更に友人と一緒に遊ぶことで和が広がりました。

しかし今、私は地元から遠く離れた地で専業主婦をしています。
元々の友人も居ない、職場で仲良くなることもない、居るのは夫の家族だけ。
この状況で何もしなければ全く人との出会いが無いことに気づきました。
今はどこに居ても遠くの友人と連絡をすぐ取ることは可能です。でも本当にそれだけでいいのか?

そう思った私はとりあえず人がいる所に行ってみることにしました。
当時一人目を妊娠中だったので、通っていた産婦人科のマタニティビクス教室に通いました。
やはり同じ時期に妊娠をしているというのは親近感が湧き、話も弾みました。
子供が産まれてからも成長の事などを報告したり、連絡をとる友人ができました。
次に、近所に居るという夫の遠い親戚のお嫁さんの情報を得ました。
連絡先が分からなかったのでとりあえず家に突撃しました。
成功でした。
幸いにも子供同士の誕生日が近く、家も近いので散歩中遭遇したりお互いの家に行き来するくらいの友人ができました。
そして次は地域の子育て支援センターに行ってみました。
こちらはある程度仲の良い人が集まっている印象で、そして会話を聞いている感じで話が合わなそうだなと思ったので、友人を作るのはひとまず諦めました。ただ顔見知りは増えたので収穫でした。
そして最後にできたのがおもいがけずTwitterからでした。
姉や姉繋がりで知り合った友人達が、私の嫁ぎ先の話をしたところ食いついてこられたようでした。(私は鍵をかけたアカウントなので公に呟きが見られません)
その後彼女とやりとりをするようになって、
今度は逆に突撃されました。
今では1番プライベートなことも話す友人になりました。

おゆうさんイエーイみてるー?

そんなこんなで友人を増やすことに成功したわけですが、この数年で見つけた答えは
「とりあえず行動してみる」
私にはこのやり方が1番合っていました。

思えば私はいつもそうでした。
この地に引っ越すことを決めた時も
夫にアプローチをかけた時も
東京へ上京した時も。

思い立ってすぐ行動した事の方が多いのです。
猪突猛進で考え無し。
そういう見方も出来ますが、私は自分が考えれば考えただけ泥沼に陥ることを知っているので変えるつもりはありません。

あれ、なんかどんどん話が逸れてました。
強引に戻します。

大人になってから友人とは選ぶものでもあることを知りました。
いろんな考えの人と関わることで自分の視野が広がる、というのももちろん大事です。
でも自分にはマイナスな影響がある場合や、なんとなく合わないなという人を遠ざけることが出来るのは大人ならではな気がします。

結局は似たもの同士が残るのかな、とも思います。

知人は多く、友人は少なく

そんなことを考えながらベッドに転がる日曜日でした。

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