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知ってるものを勉強すること

私の好きなこと

知らなかったことを見聞きして勉強して
新たな知識を得る
それは私のなかで快感なのだと思う。
自分が少しだけ大きくなった気がするから。
だから気になったことはすぐ調べたい。
私はつくづく今の世の中に生きていて
よかったなぁと思う。

私の好きなこと

ものづくりをすること
編み物、折り紙、ビーズ、刺繍、縫い物・・・
特に細かい作業が1番楽しい。
熱中すると時間を忘れることもよくある。
自分の手からただの糸が、布が、ビーズが
新しいものに生まれ変わる瞬間が嬉しい。

私のすきなこと

私が好きな人の好きなものを好きになること
父や姉ちゃんが好きな音楽、漫画
ばあちゃんが好きな水墨画、洋裁、編み物
じいちゃんが好きだった写真
お母さんが好きな歌い方
旦那が好きな競馬
友達が好きな映画、テレビ番組
父の友人が好きだった舞台
時には教えてくれた人よりものめり込むことがある。
好きな人が好きなものに触れた時
その幸せそうな顔を見た時
私にも幸せそうな顔をさせることができるかもしれないと思った時
とても嬉しく幸せになる。


編み物を始めたのは祖母の影響だった。
小学生の頃押し入れを漁るのが好きだった私は
細めの毛糸をたくさん見つけた。
これは何をする糸なのと尋ねたら
これまた細い金色の棒を祖母は持ってきた。
そして得意げに毛糸を編んでいくのを見るのが
とても楽しかった。
教えることが好きな祖母だから
教えて欲しいと言った時とても喜んでくれた。

祖母は基本的な編み方を教えてくれた。
それを一人でやるうちに別の形を作りたくなってきた。
適当に目を増やしてみたりぐるぐる渦を描くように編んでみたり。
そうやって出来たアクリルたわしを
祖母はとても喜んでくれた。
独学でたくさん編めた。

ここまで読むと最近作ったものも
独学で自分の力で作ったものだと思うかもしれない。

でも残念ながら全て本やインターネットを見て作ったもの。

高校生の頃に初めてかぎ編みの本を買った。
その名も
「かぎ編みの基本・辞典」

その本は私のかぎ編みの世界を広げてくれた。

今まで自分で考えて使っていた技法が
本に図解してあるのをみて
答え合わせをしている気分だった。
でもそこにはその他にもたくさん
私の知らなかった考えつかなかった
編み方が載っていた。

すべて知っているつもりになっていた
自分が少しみじめだった。

最近孫育てやら祖父母手帳なるものが
流行っているらしい。
子育ても、どんどん変わっていく。
その子の性格でも全く変わってくる。
経験していても知っていても
また勉強する。

旦那のこともたくさんの面を知っているけど
まだ知らない事もたくさんあって
これから一緒にいる中で勉強する。

知っていると思い込むのは簡単で
それに関する情報を遮断すればいい。
でも自分は本当にそれを知っているのか
ちゃんと理解できているのか
確認してみると案外知らないことだらけだったりする。

「知りたい」
という欲求だけは常に無くさないでいたいと思う。

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