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東のエデン 劇場版


アニメに続き劇場版を視聴
前編後編の2部作で完結

結論から言うとちよっと難しいな〜が正直な感想


100億円で日本救済を謳うゲーム
日本へのミサイルによるテロ行為
犠牲者と加害者
ニート
就職活動
お金を持ったおっさん達
お金を持たない若者達

作品自体は10年以上前に制作されていますがこのようなキーワードを並べると今この時も解決できずにいる問題のような気がしてならない

日本はこのままでいいのか
自分たちではどうにもならない
という空気は常にあって
政治にあまり興味の無い若者や私ですら政治家のお金による問題が相次いでいることはきっと知っている

100億円で日本を救う
この作品はここが始まりです
悲しい現実ですがお金がないと何も始まらないと言われている気がします
しかしそれが今の日本の現状です


「お金は手段であり目的ではない」

同じお金を持っていても同じ目的を持っていても11人のセレソンの行動を見て皆んなが皆別々の行動を行う

たった11人ですら団結しないのであれば1億人の日本国民はその比ではない

皆が納得する救済とは一体なんなのか
見終わった後も私にはわかりませんでした

その中で100億円というお金で滝沢は日本救済の為に自分がすべきこと自分に与えられた使命を全うしようと奮闘します

滝沢の過去が最後まで完全に明かされることは無かったので憶測ですが、私利私欲の為にお金を使うことは一度もなかった滝沢はもしお金が無くても己に従いできうる同じ行動をしたのではないでしょうか

滝沢の言動と振る舞い、根明な性格がそう思わせてくれました

最後にやっとのことで亜東才蔵を見つけスリッパでぶん殴ることができた滝沢
「俺たちまだまたやらなきゃなんないこと山ほどあんだからさ、ボケてる暇ないんだって」

やらなきゃなんないことは明確に明らかにされていませんが日本を良くする為にはまだまだやることがたくさんあるんだぞ!というメッセージなのかなと個人的には


「この国の本当の救世主は日々をコツコツと生きた名もなき者達であり、結果いっぱい土まみれてこの世を去った歴史の敗者達だ」

私もこの国の救世主になれますように

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