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【火曜日のしかけ#5】スキマスター

火曜日は仕事力大全の応用に関する「7秒しかけ」を紹介していきます。

今回は、仕事の生産性を向上できる超シンプルな7秒しかけ
スキマスター」を紹介します。

『白潟さん、「スキマスター」ってへんてこりんな名前ですね!』
へんなネーミングですみません。

『どんなしかけなんですか?』
どんなしかけだと思います?

『好きマスターなので、好きな仕事をマスターする?ちがいますかね?』

すごい想像力ですね!好きな仕事をマスターができる
そんな7秒しかけを開発したいです。
ただ、残念ながら5点です。

『そっか、そうするとスキマ?スターですかね?』
なるほど、スキマときましたか!
そうなんです!スキマです。

『部屋のすきまではないですよね? あっ!もしかして、すきま時間?』
ピンポン!すきま時間です。

スキマスター」はスキマ時間を上手く活用するしかけです。
スキマ時間活用の術をマスターし、その達人(マスター)になってもらいたい!という私からの願いを込めて

スキマ時間活用+マスター(達人)で「スキマスター」というネーミングにしました。

スキマ時間の活用が上手い方はこちらでおしまいです。
ここまで読んでもらいありがとうございます。

スキマ時間活用術に興味ありましたら、もう少しお付き合いください。


0 7秒しかけとは(1度読んだ方は読み飛ばしてください)

7秒しかけ」とはしかけ研究家白潟敏朗と白潟総研のコンサルティング経験・ノウハウをベースに、次に示す習慣化の4つの技術を活用し開発したしかけです。

① 小さな行動から始める
~ 小さすぎてばかばかしいと思う行動が習慣になる(小さな習慣) ~

小さい行動はすぐに生活に取り入れることができ、やがて自然と大きく成長していきます。小さいことから始めれば、時間的な負担を気にせず大きな変化への第1歩を踏み出すことができます。

『習慣超大全/BJ・フォッグ (ダイヤモンド社)』

② If thenプランニング(もしXだったらYをする)
~ 「◯◯した時に□□する」で実行率アップ ~ 

簡単にいうと「もし○○だったら△△する」と決めておくだけです。
人間の脳は『XならY』という文章を記憶しやすく、無意識にそれに従って行動できるようになるようです。発動タイミングを決めてしまう、これが習慣化のポイントです。

『やり抜く人の9つの習慣/H・ハルバーソン著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』

【If-Thenプランニングの例】
・ 帰りに電車にのったら、明日見る動画の1行ゴールを書く
・ 行きの電車にのったら、ロジカルシンキング動画を1本見る
・ お風呂に入る前に、腕立て5回する
・ 先輩・上司に声をかけられたら、メモ帳を出す
できたら、自分を褒めましょう「よくできた!」

③ 20秒ルール
~ 始めるまでにかかる時間を20秒短くする ~
何かを始めるまでの手間を20秒短縮すると、20秒分の手間のかからなさが、頭によぎる「面倒くさい」を遠ざけ、「気がついたらやっていた」という達成感につながります。

20秒以内にすぐにやれるように準備することが大事!
④ マジックナンバー4
~ 週4回以上の実践で習慣化しやすい ~
習慣化の4つの技術に加え、最近流行りの行動経済学も活用しています。

特にナッジ理論「行動科学に基づいた小さなきっかけで人々の意思決定に影響を与え、行動変容を促す手法・戦略」を活かすことで、より簡単に実行できる工夫をしたしかけです。
具体的には1秒から7秒で実行でき小さな成功により少しだけ自信がつき、気がつけば習慣になっている、そのような効果のあるしかけです。7秒以内で実行できるので「7秒しかけ」と呼んでいます。

1 「スキマスター」とは

スキマ時間ってイメージわきますか?
『はい。仕事と仕事の合間の時間ですよね?』

まさしくその通りです。
他にも

・ 予定時間までの待ち時間
・ 予定時間が変更になり、たまたま空いた時間
・ 移動時間

などもスキマ時間になります。
ちなみに、スキマ時間って1日のうちどのくらいあると思いますか?

『うーん、10分くらい?』
そうですね、10分の人もいるかもしれませんが、今まで多くのビジネスパーソンを見てきた私の経験だと、意外と30分~60分はあるのかなと思います。

例えば、10時からのミーティングが10時5分に開始されたり、
ひと仕事終わって次の仕事に取り掛かるまでぼーっとしている5分とか
意外とスキマ時間は多い印象です。

社外へ出られる方は移動時間が1時間以上はあると思いますので、
1日、1時間から3時間とスキマ時間は多くなります。

さて、皆さんはスキマ時間に何をしていますか?
『そうですね、休んだりスマホ見たりしています』

そうですよね、休憩とスマホがあれば時間つぶせますよね。

ただ、今回は

スキマ時間を有効活用しましょう

と提案したいです。

そのしかけが「スキマスター」なんです。

1日30分から60分のスキマ時間もったいないですよね。

スキマ時間を制する者は仕事を制す

ぜひ「スキマスター」を活用してもらいたいです。

スキマスター」は簡単に実行できます。

事前にスキマ時間にやることを決めリスト化し、そのリストによって
スキマ時間を有効に活用します。

スキマスター」を活用してない場合と、活用した場合の例を示します。

【スキマ時間を活用できていない場合】
『会議開始が10分遅れそう、やったね!』と言いながらゆっくり休む。

【スキマスターでスキマ時間を有効活用している場合】
『会議開始が10分遅れそう、やったね! 「スキマスター」見て仕事しよう』と言って「スキマスター」から仕事を選び着手します

スキマスター」を登録するだけでスキマ時間を有効に活用できます。
次のような仕事を登録して始めましょう。

【スキマ時間にやる仕事例】
・ 事務的なメール/チャットをする
・ 事務的な電話をする
・ 業務で必要なSNSのいいね等

・ 交通費などの経費精算をする
・ 名刺の整理/入力をする
・ 書類の整理をする

・ お礼状を書く/お礼メールを送る
・ 日報/週報を作成する
・ SNSの投稿をする/投稿を見る

・ 調べ物をする
・ 本/ネットのメディアを読む
・  短い瞑想

・ 深呼吸
・  3分ストレッチ
・ 歩行

スキマ時間の具体的な活用手順です。

① たまたま10分空いた!/会議開始まで5分ある!【スキマ時間発生!】

② 手帳に貼ってある/パソコンやスマホに登録している「スキマスター」を見ます

③ ②の中から自分がやりたい仕事を選び着手します

この手順でスキマ時間の有効活用ができます。

留意点としては
事務的なメール/チャットをしていて意外に時間がかかりそうな場合は1分~3分でやめて、未読にしスキマ時間以外にメール/チャットをしましょう。

そのまま、メール/チャットをやり続け気がついたら15分
こんなことになってしまうと本業に支障がでます。
気をつけましょう。

もちろん、たまにはスキマ時間に休憩とったりスマホ見たりもありです。

2 アンカー(「スキマスター」を思い出させるきっかけ)

スキマスター」は今すぐ準備をすれば実践できるかと思います。 

3 今すぐ準備しましょう

スキマスター」を実践するには次の準備が必要です。
今すぐ準備しましょう!

① スキマ時間にやることを考える

② ①の一覧表を文書化/データ化する【スキマスター作成】
(ふせんに一覧表作成、白紙に一覧表作成、ワープロし一覧表データ作成)

③  ②をいつでも見られる場所に保管【スキマスター保管】
・ ふせん一覧表 ⇒ 机に貼る、手帳に貼る、パソコンに貼る
・ 白紙一覧表 ⇒ 手帳に格納、机に貼る
・ 一覧表データ ⇒ パソコンに保存、スマホに保存

4 いつから実践しますか?

スキマスター」いつから実践しますか?
実践したいと思った方は今ここで実践時期を決めましょう!

・ 今から
・ 明日から
・ 明後日から
・ 来週の月曜日から

決めた実践時期を手帳やカレンダーに書き込んでください。
スキマスター」実践と記入した付箋を手帳やパソコンに貼ってもいいです。 

スキマスター」の紹介は以上でおひらきです。
皆さんが、スキマ時間を有効に活用し生産性が向上することを心から願っております。

実践したらX(Twitter)への投稿、またはNoteへコメントしてもらえたら嬉しいです!

今日も、「日刊7秒しかけ」を読んでくれてありがとうございます。
それでは、また明日!

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