B2プレーオフ運命のセミファイナルその2千葉越谷~B2最後のアルアルダービー~

あと2つ先に勝てば文句なしB1への切符を手に入れるこのゲーム。特に千葉越谷にとって期せずして2年にわたり繰り広げられたアルアルダービーもB2では最後。勝つのは?

注 当文章には筆者の思い込みが激しく反映されており一部のブースターの皆様は不快に感じるかもしれませんが勝敗が決するまではどうかご容赦ください。


結果だけ見た限り普段通りの千葉と最高の越谷

QFで8位とはいえ連勝で進出し波に乗るベルテックス静岡と対戦した千葉。静岡に徹底的な千葉対策を継続されリードを許す場面もあったが、後半に慌てず突き放すとそのまま逃げ切る横綱相撲。レギュラーシーズンの結果を踏まえてできる限りの秘策を胸に襲いかかるそんな他チームに対しリスペクトを示しつつ、気づけばリードしている。これはまさしくいつものアルティーリである。

一方、負傷明けの選手や欠場者の多い熊本に対しその力を十二分に見せつけた越谷アルファーズ。
相手のコンディションを抜きにしても、バッツが空中戦を制し、LJピークやハーパーで徹底的に攻撃するまあ重厚感あふれるバスケで存在感を見せつけた。選手関係者は当然QFの映像をそれぞれ入手してそれこそビデオが擦り切れるぐらい見ているはずだが、アルティーリ側には十分に脅威を与えたに違いない。間違いなく、越谷にとってはこれ以上ない最高の勝ち上がりだったはず

過去のアルアルダービーから見えるもの

千葉と越谷、B2の戦績は2年間で千葉の8勝4敗。
ポートアリーナでは5勝2敗で
ある。
面白いのは、越谷が勝つときはたいていリバウンドなど突出して上回るスタッツが存在するため、対戦成績にも関わらず越谷のほうが得失点差がプラス。言ってしまえば、アルアルダービーに限れば千葉には不思議な勝ちが多いということである。
ここから先は筆者の思い込みだが越谷は良くも悪くもリバウンドなどアドバンテージを活かしたバスケをするため、相手の攻守でアドバンテージを消されると意外と脆さがある。越谷が千葉に見せるような気がする見た目や数字では互角なのだがどこか落ち着きのない印象はそこから来るのかもしれない。

今シーズンのアルアルダービー、開幕直後の2戦はお互い新戦力のフィットに重きをおいていたが、12月の春日部そして先月のポートアリーナと越谷の外国籍がスピードで揺さぶられ振り回されお釣りがなくなったところに日替わりでチョイ差し的な千葉の一撃が炸裂して!という試合展開になっている。
本当はリバウンドで上回ることでそれによってLJやハーパーらのアタックを効率よくやっていく担保したいのだが千葉を含めてB2全体のレベル、特にトランジションのスピードが上がってきていて、スタッツでアドバンテージを得られる事自体が減ってきている。その中で安齋竜三HCがどのような答えを導き出すのだろうか。

結果予想

当然というか筆者の立場上2勝0敗千葉優昇格以外の結果が思いつかないのだが、もう56勝4敗で一度も連敗していません!ってチームが敵の相性と運でポコンとやられてもう一年!ってそうなったら流石に何なの?って話だしそういうことできるチームはB2にいてはいけない!
ただ昨年のことがあるからGAME1の最初の10分は本当にいるメンバーがベスト尽くして元気でやってることにフォーカスをしてほしい。その喜びだけで去年と違うという喜びと自信になるし力になるから!あとは信じるだけ!
いつもの話じゃないけど、信じる者は千葉優昇格!

あとは越谷目線で考えたときに今のメンバーでB1での伸びしろがあるのかなと。昨年は他チームに対して示していたアドバンテージに少しずつ陰りが見えてきている。戦術の転換というか本当に安齋HCがやりたいバスケをやるのであればもう一年熟成して勝ち癖つけたほうが!?とは感じている。仮にB1上がったとしても今のメンバーの入れ替えはある程度必要だし戦術の転換も必要となるわけだし。
この辺は筆者のホント感覚です。

キーマン

基本全員ではあるけど、一人挙げるなら千葉は前田怜緒。越谷はやはり鎌田と松山。

最後に 

この戦い、結果がどう転んでも受け入れる準備は出来ています。一番は、筆者より何倍も熱く強く支えてきたA-xxの皆が誰よりも幸せになってくれることを祈ります。


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