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茶園の秋整枝

こんにちは。白井製茶園です。

今月は茶畑で秋整枝をやるのですが、
天気が悪いので様子を見ながらぼちぼち進めていく感じでした。
晴れていれば3~4日でできる作業が10日くらいかかりました。

秋整枝は気温が下がってもう芽が伸びなくなってきた頃に
実施します。このあたりではだいたい10月中旬以降です。
実施があまり早すぎるとまた芽が伸びてしまいます。
刈面を、もう芽が伸びなさそうなところできれいに揃え
新茶の収穫量アップを狙います。

秋晴れ。
天高く馬肥ゆる秋。

と、言いますが今年は皆様ご周知のとおり
雨、降りすぎです。
ああ、でも秋雨前線っていうのもあるか。
しかし自分的には、10月はもっと晴れていた気がします。

雨の間隙を縫ってお茶刈りしながら
地球温暖化とか海水温上昇とか
温室効果ガスとか生態系崩壊とか
CO2削減目標といったワードや
グレタさんが脳裏に浮かんでは
消えていきました。

どげんかせんといかん。
とも思いました。
時々リーチ・マイケルやチュートリアル徳井
も脳裏にカットインしました。

言葉やイメージが脳内を流れていくだけで
深い思考はなく
でも手は動き続け
やがて作業は終わっていました。

↓↓↓秋整枝の画像↓↓↓
伸びた枝を左側くらいに刈ります。

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刈揃えておけば新茶のときに新芽を茶刈機で
刈りやすくなります。寒くなりもう殆ど
伸びないので新茶まで放置です。
ちなみにウチでは新茶しか刈りません。

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嫁はんが実家の新米で握ったおにぎりを差入
れてくれました。お茶も冷茶で持ってきてく
れました。感謝!

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いつも手伝ってもらう友人と軽トラの荷台で暫し休憩。

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このあと嫁はんはボサの中に野草を探しに突入していきました。

※こっちでは茂みをボサとも言います。
    語呂が好きなのであえて使います。

ブログに時々載せている野草で生花の素材探しです。
でもさすがに花は無くなってきました。
雑草シーズンやっと終了っぽいですね。
こんど今年載せた分をまとめようと思います。
茶園も年明けの施肥までお休みです。

画像で見る自分の手に老いを感じました。
我が手を見て、老けたな!って思う事が
あるんですね。

雨の日が多く、集中的に畑に行けなかったので
空いた時間にほうじ茶を作ったりもしました。

ほうじ茶

余談ですが、ほうじ茶をつくると風向きにも
よりますが、町内の端っこくらいまで香りが
漂っていきます。

体中にもほうじ茶香が焚き染められます。
結構強烈な香りです。
近所の人や通行人はいい匂いと言ってくれ
ていますが、実際はどうなんでしょう?
臭っせ!
と思っている方がいたら恐縮な作業です。

他にも話題の黄色いお茶、
『黄金みどり』
を試飲したりしていました。
偶然入手できました。
ラッキー。
とても美味しかったです。

これについてはまた今度。
それではまた!


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