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秋の野草と台風で半壊した小屋の片付け

こんにちは。白井製茶園です。

要らなくなったムシロを畑に敷きました。
稲わらで出来ているので土に還ります。
肥料を兼ねた一時的な雑草抑えになります。

あとそのへんに生えまくるウザい雑草でまた花を立てました。
前も言いましたが、こうするとウザみが消えますね。

あたかも自分で花を立てたかのような言い草ですが、
自分にはそんな能力はありません。

生花はうちの奥様の作品です。

時々畑仕事を手伝ってくれるので『映え』のために雑草で花を生けるようにお願いしています。

今回のお作。

野点 (2)

↓アキノノゲシ?

アキノノゲシ (2)

↓ツユクサ

つゆくさ (2)

↓月見草

月見草 (2)

これは敷いたムシロです↓。

何かを天日干しにするときなどに敷くシートです。

他にも用途多彩です。

40~50年前はバリバリ使用していたことでしょう。

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こんな感じで敷きました。土に還るまでは草を抑えてくれるはず。肥料にもなります。

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そもそもなぜムシロを敷くことになったのかというと、先日関東地方に甚大な被害をくらわせた台風15号の影響で、うちの畑の小屋も半壊してしまいました。築年数が約50年くらい。

さすがに持たなかった・・・

小屋半壊 (2)

その修繕と片付けの流れの中で、小屋の中にある不要な物も片付けてしまう事になりました。

95才のジイさんは畑仕事を卒業しましたし、使うことがなさそうなものを片付けます。

写真を撮らなかったのが悔やまれるのですが、おもしろいものがたくさん出ました。

金目の物が出たらポッポにナイナイしようと思っていたのですが、そんなものはありませんでした(笑)

ジイさんへの事前の聞き取り調査で、農薬以外の劇物や、他にもイリーガルなアイテムは無いことを確認していたのですが、何せ相手は95才。

信用できません(笑)

慎重に片付けます。

そして出てきたのは

大量のマッチ、大量の釘、ネジ、布切れ、衣類、謎の液体、小銭、折れたヤスリ数本、錆びた鎌数本、大量の畳縁、臭い土、錆びた斧、何かの種、謎の粉、棒にぐるぐる巻きの針金、大量のライター、錆びた包丁数本、干した豆、荒縄、etc...

じいさんも何でここにあるのか、何で残してあるのか、そもそもこれは何なのか、わからない物、多数。

慎重に仕分けして定められた処理方法で処分です。

他にも使っているのを見たことがない昔の脱穀機↓。
50年くらい置きっぱなしとの事。


脱穀機 (2)

絶対に使わないので、運びやすいようにグラインダーで切断して処理業者に持っていきます。

ジイさんの弟が大工なので、やってもらってます。

弟と言っても親子ほど年が離れていますが。

身内にこういう仕事ができる人がいると助かります。

感謝!

サンダー松治 (2)

じいさんはグラインダーの火花で小屋が燃えるんじゃないかってずっと心配をして何度も言っていましたが、弟に

「このくれーじゃ燃えねーよ!!」

と、語気強めに言われてました。弟ウザかったのかな?

やりとり最高だった(笑)

自分の終活を弟や孫にやらせるジイさんの図

伊作と松治 (2)

ともあれ、施肥や秋整枝前に小屋が片付いてよかったです!

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