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白石運送日記 #010 2016.4.25

2016.4.18

昨日より未踏の地に降り立つ・・・
吸う空気に若干懐かしい気分を覚えつつも周りの景色に衝撃を覚える
これが現実なんだよなぁ・・TVで見てたような現実がそこにあることに考えさせられる事多々
車で遠路はるばる現地をみたが概ね状況はわかった
こんな遠方でこのような施設を見ることがそもそも衝撃なのだがインフラ諸々を考えると納得、そして皆さん本当にいい人達ばかりで詳しい説明ありがとうございました

2016.4.19

今日は一日スタジオで作業
あーでもないこーでもない、ほとんどサテライトスタジオ状況ではあったがやはり現地!すぐさま解決することができて良かった
昼に食ったご飯が異常なまでの美味しさにビビる、そして午後から色々衝撃の話も聞く・・俺も色々考えさせられた

2016.4.20

早いものである
今日も一日スタジオで作業、昼はスタッフのみんなとご飯に行き色々話を聞く、ほんと色々感謝してるありがとう
午後から夕方にかけてMTGしてそのまま移動
予定より時間あったんだけど早めに移動してよかった・・
搭乗前にあれこれ深い話、非常に興味深い内容で盛り上がってしまったが聞けば聞くほどこういうところで自分は役立つのかな?と思う
いうても自分ももう16年目だ・・経験長いということがマイナスになった事はあまりない(ギャラはまぁまぁある)わけで業界的なアドバイスはそこそこできる・・とは思ってる
とはいえ知識なんてものは陳腐化も激しく一過性のものでしかないから自分が思ってるコレ!なんてものは気づいた瞬間過去のものだと思ってる
が、故にあまりひけらかすようなこともせず酒の肴程度に話すことのほうが多いかな最近は特に・・(;´∀`)

2016.4.21

日本着
午後から仕事いく予定なのだが想像以上に時差ボケがすごくてクラクラするのでいったん就寝、昨夜ねれりゃ問題なかったんだけど急なエアポケットで起こされること多かったので満足に睡眠取れずでした
時差ボケってほとんど初めてみたいなもんだけどとにかく徹夜明けみたいな症状で蕎麦食いながら寝そうになったわ・・
夕方職場行って軽く状況報告して帰宅

2016.4.22

通常モードで出社
さて・・こっちよりもあっちがえらい事になってるのでさてどうしたもんか

・・・

あれ・・なんか節々の痛みが・・・あれ・・・??

「いやいやいや・・ちょっとまずいでしょ!病院行った方がいいですよ!」

と英さん・・まさかねーって思ってたけどそのまさかがこのあとやってくるとは思わなかった

2016.4.23

今日は午前中から英会話、午後は娘のアートスクール行ってきたけどどうも熱っぽさが取れない、それよりも震えがくる・・
体温計ると38.9℃になっており

なんかヤバさを感じてはいたんだけどまさかね・・まさか
夕方くらいまではまだ耐えれる状況だったけど夜くらいにもうだめだってことで東新宿保健センターの夜間に行き検査
といってもこの時点でインフルエンザじゃね?ってことで鼻に棒突っ込まれたわけだけど特になにもでないのでカロナールもらって帰宅
歩けないくらいしんどいのでタクシーで行き来したけどそれくらいつらい状況
帰宅後水分とって寝込むも・・口の中にイヤーな感覚が時々くる
この口の感覚・・言葉にできない何かだが子供の頃みた夢?のようなものが覆いかぶさってくる感じ、とにかく口の中に巨大な何かが押し込められてつぶされそうな・・なんとも言えない感じ
ただただとてもザラっとした嫌な嫌な感触・・なんなんだよ・・

2016.4.24

とても寝れたもんじゃない
あまりの高熱と節々の痛み、数時間おきにくる汗が耐えられない
奥さんからもこれは早いうちに検査したほうがいいんじゃない言われる
ここ数年奥さんのこういった助言はなるべく受け入れるようにしてる
10年も前ならば医者に積極的に行くこともなかったしなんか薬で我慢できたのだが年齢重ねてくるともうだめね。

頼れるものはとっとと頼ってしまおうという精神になってるのは体が無理効かないと判断してるからでもある
無理なものは無理、可能な限り体を守るという思考になってからというもの自己防衛が働くわけである
昨年が特に酷かったもんだから余計に・・かな、それにしてもこんなに具合悪いのは今年初めてだわ

早朝の救急だったので待合室もガラーンとしておりグッタリしてるとすぐに診察。やっぱインフルじゃないの?ってことで再度検査するも何も出てこずで血液検査しましょうってことで検査すると・・


・・やっぱりでましたよデング熱・・


血液検査ってすごいもんですね
医者に思い当たるふし色々話すとまぁ確定ですねってことですぐさま緊急入院となりました、こうなるともうあっけないもんです
点滴入れましょうってことでほとんど初の点滴でしたが注射がまぁ痛いのなんのって・・その後記憶がおぼろげだけど、入院手続き行い奥さんに電話
やっぱそうかぁって奥さんはうっすらそんな気がしてたみたい
真っ先に気になったのが仕事なんだけどとりあえずPCとか諸々持ってきてもらうように依頼して病室まで歩いて移動を行いそのまま隔離となりました


『デング熱って年間で結構多いんですか?』

「わりといますよ、ちょっと前に話題になりましたけど、実際のところ毎月5人くらいは患者いますね」

・・そんなにいるのか・・

http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/238-dengue-info.html[](http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/dengue/)

http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/dengue/

後で調べたところデング熱自体そんな新しいわけではない
話題になったのは都内で感染したからというのもわかった、とにかく蚊がこんなに影響を及ぼすとは思いもよらなかった・・恐ろしい

その後病室にたどり着き倒れてると奥さんと義弟が来てくれる
倒れてたので気が付かなかったが病室は15Fとロケーションは最高である
だが具合は最悪

「着替える?」

と奥さんが言ってくれるも点滴繋がってるしどうしたらいいかわからないのでいいやと返す、もうこのまま倒れていたい気持ちでいっぱい
それにしても熱がまだ上がってるのか寒気が止まらない状況
この時点で39℃の熱

ほどなくして昼食届くがこんな状況で食えるわけもなく一口食って終り
熱の影響で何もかもが不味い。
こんなんでやっていけるのか不安になりつついったん寝ました
起きると汗が凄い事になってたのでナースコール押して着替えることに・・
奥さん色々持ってきてくれてたんだけど本当に感謝、着替えもタオルもバッチリ!
寝て起きた後はすぐに寝れるわけもなく、ただただつまらないTVを眺めてるばかりでした

この後1週間入院生活が続くのだけどこれがまたきついのなんのって・・
あぁ・・そういえば入院は初めてだった・・

(・・高橋さん、篠田さん、ノブタさんに続くとは思わなかった・・)


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