ALICE

職業ニンゲン。性別は♂ いつも淫乱なことしか考えてない。 ノリでキンタマとって女性ホル…

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職業ニンゲン。性別は♂ いつも淫乱なことしか考えてない。 ノリでキンタマとって女性ホルモンを打ち続けている。わたしは手品師だが、手品師というカテゴリの中にはいたくない。と言いつつ、マジシャンと名乗りたくなってしまう自分がいる。許せない。しかし、許してやってください。

マガジン

  • アンチ手品手順メモ

    反抗期の時のマジックメモ。

  • マジカルアトモスフィアな愚痴

    わたしは手品師であることに優越感を感じ、同時に劣等感も感じている。マジシャンは特別な仕事。わたしにしかできない仕事。そう思い込んでいる。と、同時にこの職業は河原乞食のように水物であり『所詮、なくてもよいもの』だと卑下している。このこと自体がわたしの矮小さを明るみに出す。才能があると思いたがるわたしという存在。なぜ、わたしは才能を欲するのか? いずれ死においてそんなものは雲散霧消してしまうのに。ああ、そうか。いずれ死ぬから死ぬからだから、わたしはプロという肩書きや才能という肩書きにすがりつきたいのだ。

  • 不規則うつうつ日記

    過去、現在、未来の入り乱れる意識の垂れ流しのようなカオスな日記

  • 男の私が女性ホルモンを飲んで変化したこと

    男性が女性ホルモンを飲むとどうなるのかという個人的な記録。

  • ビザーマジック研究

    ビザーマジック、および、自分にとっての奇術の在り方についての考え。

最近の記事

  • 固定された記事

2019年1月2日

 朝。ノックがして目が覚めた。母が入ってくる。ソーセージ、ベーコン、レタス。バターを塗った食パンにコーヒー。それをテーブルに置こうとしている。が、机の上が薬の袋やトランプやコインでごちゃごちゃになって置き場がないのだ。わたしは寝ぼけ眼で布団から起き上がって、ごめん。ありがとうと言ってお皿とカップを受け取ってフローリングの床に置いた。 「そんなところで寒いでしょ?」 「大丈夫」  わたしはそう言いながらストーブのスイッチを入れて床にしゃがみこむ。ありがとう。と、繰り返し言って、

    • 『盲学校でマジックショーを!』万博 [著] を恵贈してもらった話。

      現在。マジックマーケット2023秋というビザールなイベントが開催されています。 マジシャンはそれをマジケと呼んで、その時期が来ると大はしゃぎになります。わたしも大はしゃぎです。わたしはマジケが開催されると変な壺を出品したり手品と関係あるのかないのか分からないエッセイを出品したりするのですが、そんなよく分からないものを買って、レビューまでしてくださった方がいました。それが、万博さんです。 万博さんのTwitterなどを見ますと、昨今まで手品原理主義の怖い人なのだろうかと思っ

      • ほんとうはきれいになりたいのに

        外に出ることにとてつもない罪悪感をおぼえます。すれ違った人の顔を見れないのも、それが原因です。怖いのです。申し訳ない気持ちでいっぱいになるのです。外に出る時の服装にも困ります。わたしは変だ。と、思いながらなんの服を着たらいいのか分からないのです。ワンピースを着たら、変な風に思われるんじゃないかと思って、サイズの合っていない大きめのズボンをはくのです。化粧をすることに罪悪感をおぼえます。ほんとうは綺麗になりたいのに。 おはようございます。

        • めざまし時計、6:30

          6:30にかけた目覚ましは、わたしになんの緊張感も与えてくれない。いつもと同じく9:00に起きた。11:00に起きるよりは早い。頭のなかがぐしゃぐしゃだ。もつれた糸が脳みそに絡みついている。どこに先端があるのか分からない。むやみやたらと解そうとして、もっとひどいことになる。 コーヒーを飲もう。出かけないと。

        • 固定された記事

        2019年1月2日

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        記事

          今日は晴れている。

          今日もyahooニュースの訃報トピックを確認していた。黒柳徹子も筒井康隆も載っていなかった。 なんかよく分からないけれど、泣いていることがある。特段、何かがあったわけではないのに、アホみたいに哀しくなって泣いている。昨日の夜中もそうだった。なんかよく分からないことに嫉妬したり怒りを覚えて、そんな自分にアホらしくなって哀しくなって泣いているのだ。 自己否定と自己愛と自己憐憫がごちゃ混ぜになって、とても気持ちが悪くなる。 晴れている。 今日は天気がいい。 洗濯をしようと思う

          今日は晴れている。

          できることなら、上手いマジックに対する欲望と憧れを捨てたい。

          《もしかしたら、マジックは上手になってはいけないのではないか》  こうした考えはたびたび、わたしを不安にさせる。シャワーを浴びている時間や、布団に潜っている短い時間に。短いが、この積み重ねられた長い時間はわたしを常に悩ませ続けている。  こういう考えはマジックに対する『逃げ』なのではないか? 『おまえはマジックが下手だからそういうふうに自分に言い聞かせてるんだ』と、わたしの中にあるもう一人のマジック好きがそれを否定してきた。  しかし、やはり『上手なマジックには致命的な

          できることなら、上手いマジックに対する欲望と憧れを捨てたい。

          存在するための手品がしたい。

          わたしは自分のことを手品師などと名乗りたくない何者にもなれない手品師のアリスです。 人前で仕事としてマジックを演じたのはゴールデン・ウイークのたった2日だけです。そのあとは家で引きこもって生きてるのか死んでるのかよく分からないハッピーライフを送っております。とっても楽しいです。 そういうわけで、こうして引きこもって方向性を見失ったまま、マスターベーションのようにマジックの練習をしているのですが、自分の下手くそさにウンザリさせられます。 もはや、わたしのマジックライフもゼ

          存在するための手品がしたい。

          手品を見せて、自分がすごい人間だってことを伝えたくなる欲望。

          手品は難しい。手品が好きすぎると「人が見たいと思っている手品」と「自分がやりたい手品」が区別できなくなってくる。 手品は現象が強い。がゆえに、フォーカスがそこに当たりすぎて演者の存在意義が消えてしまう。「わたしの代わりはいくらでもいるもの」的な綾波レイ状態になってしまう。っていうか、現状の手品界隈はそうなってしまっている気がする。 技術的に上手いか下手かで言えばそりゃ上手い方がいいに決まっている。が、上手い人間は次から次へと出てくる。かつて上手かった人間は並みの人間になっ

          手品を見せて、自分がすごい人間だってことを伝えたくなる欲望。

          2021年5月下旬

          疲れ。乱高下。感情のコントロールがうまくいっていない。自分の中の感情が二つに分離しているような感じ。演技しているうちにその感情が自分を侵食して、収拾がつかなくなりそうだ。現状、わたしが意思によって「落ち着く」ということはは不可能だ。仕方がない。まあ、やっぱり時間がかかる。そう簡単には治らない。

          2021年5月下旬

          あたたかいシャワーの祈り(2021/04/16)

          そういえば、ロボットのような会社勤めをしていた時のわたしは朝の4:30に起きて絶望しながらシャワーを浴びていた。永久にこの温もりの中から動きたくないと祈りながら日々を過ごしていた。なんのために生きていたのかさっぱりわからなかった。 今もさっぱり分からないが、永久にシャワーを浴びていたいなどとは思わない。むしろシャワーなんぞ浴びるのが面倒でたまらない。 今日は朝の8:00に起きた。これでも早く起きたような感じがする。 女性ホルモン剤(ペラニンデポー10mg)を打ちに行く日

          あたたかいシャワーの祈り(2021/04/16)

          2021年4月13日

          座るにも体力がいる。腰が痛え。すぐにベッドに潜り込む。そうすると寝ながら片手で練習できるマジックはピンキーカウントかプッシュオフくらいしかない。右手はスマホを持っているので、コインはクラシックパームしかできない。Twitterだの何だのを見ていた。ながら練習。よくない練習の仕方。というか、もっと優先的に練習しなきゃならないマジックがあるのに立つ気力がないので、それができない。立たなきゃできないんだ、それは。体力があまりにもねーんだ。まあいいや。とりあえず。手品をしたいという向

          2021年4月13日

          2021年4月12日

          言葉を書くのが億劫だ。 思いついた言葉を並べる。 朽ちる。落ちる。尽きる。果てる。光が眩しい。頭にドリルを貫通させたい。風が欲しい。嘘だ。ぼく。おれ。わたし。一人称に振り回されるのはごめんだ。わたしは何者だ。わたしは自分の性別について悩んでなんかいない。嘘だ。何か引っかかっている。否定するときの言葉、その裏が真だ。わたしは悩んでいる。何を恐れている。誰にも愛されないことに? あるいは誰も愛せないことに? 両方だ。愛せないのは、拒絶されることを恐れているからだ。誰も好きになら

          2021年4月12日

          2021年3月26日

          唐突だ。いつも。ついさっきまですごくワクワクしたりウキウキしたりドキドキしたりしていたのに、その数分後に身体の痛みとともに暗闇に吸い込まれそうな感覚に襲われる。なにもしたくない。さっさと、すべて終わって欲しいと思ったりする。なすべきことができない。したくない。するのが怖い。好きなことをする気力すらなくなってしまう。夜になると特にそうだ。好きなはずの手品も、文章を書くということも嫌になる。全てから逃避したい。逃避した先からも逃避したくなる。本当は好きなことなんて何ひとつないのか

          2021年3月26日

          2019年12月11日

           本日は大変お日柄もよく、先週の真冬のような寒さと比べてとっても暖かくて素敵だなあと思った。  吐き気のするようなこの左半身の引き裂けそうな痛みさえなければ。  首の左の付け根を中心から、血管に針が埋まっているような痛みが走っている。数年前から腰がずっと痛がったが、その激烈な痛みに加えて左の尻から脹脛かけて痺れが追加され、より一層の違和感を感じていた。  物事を思考する気力さえ奪われている。  苦痛を忘れたくない。などと日頃呟いているけれど、やっぱり苦痛に耐えられない。痛

          2019年12月11日

          2019年11月11日

           ライブ配信することが義務的になっている。わたしのような怠け者にはちょうどいいのかもしれないけれど。感受性が鈍っている気がする。特段の思いもなく、ただ脳みその中身を機械的に垂れ流している。退屈だ。刺激が欲しい。

          2019年11月11日

          2019年11月9日

           今日は新橋で生身のマジックイベントだった。わたしたちのイベントのために、こんなに人が集まってくれるとは思ってなかった。20人以上も来てくれた。ほんとに嬉しい。画面の向こう側の人たちが、ほんとうに人間だったんだと実感できて、嬉しかった。みんなAIじゃなかった。たぶん。

          2019年11月9日