動画投稿サイトやテレビなどで種明かしをされるたびに奇術界では、プロのマジシャン、マジックオタク、ポコチン師やジョマジ師などのYouTuberファンのみなさんが入り乱れて、舌鋒鋭くお互いを非難したあげく、最終的には人格攻撃がなされて飽きるとポプテピピックなどのアニメを鑑賞して次の種明かし論争が勃発するまで暇を潰す。というのが、様式美になっております。

　たいへん結構なことです。
　これこそ、まさにビザールです。

　さて、巨大な媒体における種明かしは是か否か？　アンチテジナ論者として、自身の考えを表明しておきます。

　アンチテジナの立場としては、否です。

　というのも、アンチテジナというのはタネや仕掛けがあってはならないからです。詳しくは次回の論考で述べます。

(ただこれは、そんなに単純なことではなく、本人の成し遂げたい目的のいかんによっては『是』になるということを主張しておきます。よって、相手の主張が自身の考えと相容れぬからと言って、言論の末にその人格を攻撃するなどという行為は愚の骨頂であります。つっても、やっぱムカつくよね。なんか理屈っぽいこと言ってる偉そーなハゲがいたら、そいつの人格とか外見とか貶して、小学時代におしっこ漏らしたとか女の子のリコーダーペロペロしてたことを暴露して屈服させたいよね。分かりみが深い)。

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