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傍のソバ・ハノイ編/Quán Thánh通りのBún cáの店で今度はBánh đa cáを食べる


このところソバのことばかり書いています。暑さで絵を描く集中力が湧き上がって来ないのと、膝が痛くて朝走る代わりに歩いていて、その途中でソバを食べるのが日課になりつつあるからです。
 
先々月までは週に2,3回、6時から7時頃まで走って、週末だけソバを食べるとしたらシャワーして洗濯して少し休んで、それから出かけていたので9時過ぎでした。
そうするともう朝ご飯の時間は終わりみんなカフェで寛いでいて、魚のフライなんかも冷めて油ベタベタ状態になっていて、ワタシはそういうモノかと思って食べていたけど、味にうるさいハノイ人は決して食べない時間帯なワケです。
だから最近は、ああこんなにウマかったのかと思って食べています。
 

これは先日揚げたての魚フライを載せたBún cáを食べた店の、もう一つの看板メニュー Bánh đa cá/バィンダーカーです。麺がサトウキビの汁を混ぜ込んで赤茶色をしたバィンダーです。幅広きし麺タイプですがコメ麺に変わりはありません。乾燥状態で、太いゴム紐の束みたいです。
 
ワタシはハッキリ言ってあまり好きではありませんでした。麺が変な味がするとかではなく、口の中でモコっとする感じがどうも、、
麺類はツルっと啜れないとウマくないかな、と。ただの好き嫌いの話です。
 
スープはCua/クア=田蟹系です。これは独特な味がします。Not badです。
随分食べてないので記憶にありませんが、たぶんニッポンで食べるズワイガニや毛ガニやタラバガニのような、所謂カニの味ではありません。独特な味としか言いようがない。
あとは三つ葉のような葉っぱと葱と、この店のウリの揚げたて魚フライが載っています。
麺をかき混ぜるとこんな感じで赤茶色のモコっとした奴がかなりの存在感で迫ってきます。
 


この店までは家から歩いて40分くらいです。先週日曜に行ったら休みでした。40分せっせと歩いてやっと着いたかと思ったら休みだったりするとがっかりしますが、それで戻ってくるワケではなくほかにソバ屋は山のようにあるので何か食べて帰ります。今回は土曜に出直しました。
 
あっという間に1週間が過ぎ、1か月が過ぎ、そのうち夏が終わり、あとどれくらいこういう生活が続くのか真剣に考えることがあります。

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